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震災から6カ月、多くの課題に直面する子どもたち~ネパール~
ネパール
緊急支援
(更新)
およそ9000人の生命を奪い、800万人の生活に大きな被害をもたらしたネパール大地震から6カ月がたちました。プランは、これまでに仮設のテントと学習スペースの設置、水と食糧、衛生用品の支給などを通じて25万人以上の被災者を支援してきました。そのうち支援した子どもたちの人数は10万人以上にのぼります。
さまざまな困難に直面する被災地の子どもたち
支援活動を指揮しているブラインソン現地事務所長は、「ネパールでは、18歳未満の人口が全人口の40%以上を占めています。この国の未来は子どもたちにかかっています。しかし、現実には、子どもたちこそが震災復興の過程でさまざまな困難に直面し続けています」と、子どもたちを支援する重要性を訴えています。
被災地の将来に不可欠な教育の継続
子どもたちが教育を受け続けられるための支援も重要です。仮設教室や学習スペースの設置を進めています。「将来はジャーナリストになって、村の女の子の良いお手本になりたい」と語る13歳の女の子マンジュの教育への情熱をご覧ください。
支援した被災者の人数:25万5120人(そのうち10万6739人が子どもたち)を支援
教育:282カ所で仮設教室や学習スペースを設置し、1万8353人の子どもたちの教育を支援
子どもの保護:4万4000人の子どもたちに心のケア支援
仮設テント:4万6190世帯に緊急用の仮設テントを支給
保健:1万3033人の女性と子どもたちを対象に母子保健の講習会などを開催
生計の向上:被災者を復興事業に雇用して賃金を支払うキャッシュ・フォー・ワークに5608人が参加。地域の道路や橋、学校再建に貢献
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