紛争の影響を受けた子どもたちのケアを地域が引き継ぐ～スリランカ～｜国際NGOプラン・インターナショナル　寄付・募金で世界の女の子を支援

紛争の影響を受けた子どもたちのケアを地域が引き継ぐ～スリランカ～

社会問題に翻弄される子どもたちをサポートするプラン・マンスリーサポーター。全国で約1万5000人の方々が支援しています。紛争後のスリランカで子どもをケアする活動の進捗を、現地からの写真とともにお届けします。

プロジェクトタイトル	スリランカ：子どもの保護とケア及び地域社会への復帰支援
実施地域	東部州バティカロア県
実施期間	2012年12月～2016年6月
対象	紛争の影響を受けた子ども約2万6000人、その保護者、地域住民、地方行政官など
2015年7～12月の主な活動	リスクが高い家族の特定と支援（52世帯）保護者へのトレーニング（247人）村レベルでの子どもの保護活動を支援するコミュニティボランティアのトレーニング（412人）コミュニティボランティアによる活動の成功事例の研究発表会（83人）子どもクラブメンバーのトレーニングと意識啓発活動（22クラブ、2000人）女性と子ども対象の新しい交番の設置（3カ所）
活動のハイライト	2016年6月の活動終了に向けて、このプロジェクトで大きな役割を果たしているコミュニティボランティアのトレーニングを強化しました。これからはこれまでの活動を振りかえり、今後も継続的に活動できるように自分たちで対策を練ることも必要です。支援が必要な子どもと家族を特定し必要な対処を講じる方法の再検討や、これまでの成功事例とノウハウをまとめて関係者で共有することで、今後も関係者と強い連携を図りながら活動が継続できるようにすすめています。