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【開催報告】中高生対象のG-SChooLイベントを実施(3/11 東京・世田谷)

日本

更新)

2017年3月11日、プラン・インターナショナルの学生グループ G-SChooLが、団体事務局(東京・世田谷)において、貧困やジェンダー格差など世界の人々が生きている環境について学び考えるイベント、「国際協力、私たちに何ができる?」を開催し、中高生13人が参加しました。

G-SChooLメンバーが準備したワークショップを体験

第一部では、日頃の活動を通じて、途上国が抱える課題やプランの活動について学びを深めたG-SChooLのメンバーが3つのグループに分かれてワークショップを実施。難民をテーマにしたグループは、世界や日本に暮らす難民の状況を学び、自分がある日突然難民になった場合、どんな課題に直面するかについて学びを深めました。保健をテーマにしたグループは女の子や女性が水汲みをする写真を見ながら、安全な水を手に入れられない人が世界中に存在することを学びました。

児童労働やストリートチルドレンについて学んだグループは、マラウイのタバコ農園で働く子どもたちの写真を見て意見交換をしたり、メンバーがフィリピンで出会ったストリートチルドレンの様子を伝え、困難な状況にいる子どもたちの権利が守られるために必要なことを絵に描いて発表しました。

写真:第一部のワークショップの様子

第一部のワークショップの様子

世界と日本のジェンダーギャップを知る

第二部では、教育におけるジェンダー格差と、世界と日本のジェンダー格差について知るためのワークショップを2つ実施しました。途上国の教育の現状を体験するすごろくでは、男の子に生まれるか女の子に生まれるかで教育の機会に差があること、またプランのようなNGOの支援があることで、教育を中断せざるを得なかった女の子でも再び教育を受けられる取り組みが行われていることを学びました。

世界と日本のジェンダー格差について学ぶグループは、各国の社会進出における男女格差を示す指標であるジェンダーギャップ指数が1位のアイスランドと111位の日本を比較するワークショップを行いました。両方の国で販売されている、おうちごっこのおもちゃのパッケージを比較し、アイスランドでは男の子も女の子も一緒に遊んでいる様子が描かれているのに対し、日本では女の子が赤ちゃんを抱っこしている様子しか描かれていない違いがあることを発見。 日本では、子どものころから遊びもジェンダーによって決められていたり、アイスランドでは男性が子育てにも当たり前に参加している様子を知り、日本でも「男性だから」「女性だから」というジェンダーの固定観念があることを参加者同士で再認識しました。

すごろくで女の子が教育受けられない現状を体験

国内のジェンダー課題について学ぶワークショップも

ユースの私たちにできること

最後に、国際協力や途上国の問題について、自分ができることを書き、写真撮影したものにハッシュタグをつけてSNSに投稿してもらうアクションを実施。投稿に寄せられた「いいね!」やコメント数、リツイート数をカウントし、その数に10円をかけた金額を、G-SChooLからルワンダでプランが実施している「差別をなくすジェンダー教育プロジェクト」に寄付することになりました。

国際協力や途上国の問題に関心があるけど、何ができるかよくわからないという中高生を対象にした今回のイベント。周りの人に学んだことを伝えたり、募金で協力したり、具体的なアクションをG-SChooLが提示したことで、国際協力の一歩を踏み出すきっかけを参加者に感じてもらうことができました。

現在、2017年4月以降にG-SChooLの活動に一緒に参加してくれるメンバーを募集中です。
詳しくは採用情報をご覧ください。
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