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子どもたちを災害から守る~バングラデシュ~

プラン・マンスリーサポーター

更新)

プラン・インターナショナルはバングラデシュで、災害に強い学校モデルや防災マニュアル作り、防災に関する啓発活動などに取り組んでいます。10校、2874人を対象に実施しているプログラムの活動進捗と成果を映像とともにお届けします。

安全に学べる学習環境の整備

河川に近い低地では、雨季になると河川の増水が原因で、学校周辺が水に浸かり、道が遮断され、子どもたちの通学に危険が伴う状況がありました。このプロジェクトでは、雨季でも子どもたちが安全に通学し、学校で勉強を続けられるように対策を講じました。

写真:雨風に耐えられるよう改修した校舎

雨風に耐えられるよう改修した校舎

  • 川を渡る必要がある子どもたちが安全に通学できるように、救命具を備えたモーターボート(渡し船)を提供しました。
  • 大切な教科書や文房具が水に濡れるのを防ぐために、通学かばんを提供しました。
  • 浸水の心配のない高い地域での仮設校舎の建設と、老朽化した校舎の修繕を行いました。

写真:トイレのない学校に新設されたスロープつきの男女別トイレ

トイレのない学校に新設されたスロープつきの男女別トイレ

写真:災害への備えをテーマにした歌で意識啓発活動

災害への備えをテーマにした歌で意識啓発活動

「自分と友だちの身を守るため」の防災活動

学校での防災活動も大切な取り組みのひとつです。子どもと教師が災害に関する知識を深め、適切な備えを自分たちですすめていくことが、本当の意味での「災害に強い学校」をつくるからです。

  • 防災管理委員会を立ち上げ、学校周辺の危険箇所を示すハザードマップや学校の防災計画を作成し、防災教育などを行いました。
  • 校舎の壁に防災情報を掲示したほか、紙芝居や歌を通じた意識啓発を行い、自分たちの周りにある災害リスクについて考え、備えについての学びをすすめました。
  • 防災訓練や応急処置などの体験を通じて、災害が起きたときの行動を学びました。

トレーニングを受講した子どもからは「目からうろこが落ちました。災害が起きたときに、自分を守り、友人を助けるためにできることがこんなにたくさんあるのか、と驚きました!」という声が寄せられました。

写真:紙芝居で災害への備えを学ぶ子どもたち

紙芝居で災害への備えを学ぶ子どもたち

写真:学校内での防災意識を高めるための掲示物

学校内での防災意識を高めるための掲示物

「災害に強い学校づくり」プロジェクト(バングラデシュ)/プラン・インターナショナル(4分33秒)

他の学校にも広がる防災活動

教育局と行政との連携もこのプロジェクトの重要な鍵です。ともに取り組むことで、以下の変化が見られました。

  • 教育局や自治体の行政官に、開始時のオリエンテーションやワークショップ、進捗確認のための定期的な会合などへ参加をすすめたことで、子どもたちの安全を守るための防災の大切さへの認識が深まりました。
  • 模範事例として、行政の予算で同様の取り組みをほかの学校でも行うことになりました。
  • 教育局や行政の担当者が頻繁に地域の学校を訪問し、学校が直面する災害リスクについて協議し、防災訓練の実施を導入するなど、災害リスク軽減に向けた取り組みが、以前より活発になりました。

こうした地域の変化は、行政を積極的に巻き込みながら働きかけを続けた成果です。
今後プランは、プロジェクトの成果や成功事例をさらに国レベルにも伝え、対象校以外でもバングラデシュ全土で「災害に強い学校」の取り組みが広まるように働きかけていきます。

写真:地域行政との会合の様子

地域行政との会合の様子

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