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【経過報告】「ロヒンギャ族の子どもの虐待防止」プロジェクト~ミャンマー~

グローバル・プロジェクト

ミャンマー

更新)

「ロヒンギャ族の子どもの虐待防止」プロジェクト~ミャンマー~

プラン・インターナショナルは、2017年7月から、「ロヒンギャ族の子どもの虐待防止」プロジェクト(ミャンマー)を実施していますが、同年8月にラカイン州で発生した暴動と軍の掃討作戦により、活動の一時中断を余儀なくされました。しかし、状況が改善したことから、政府とコミュニティとの話し合いの結果、2018年1月に活動を再開することができました。現在までの活動の進捗をご報告します。

背景

ミャンマーでもっとも開発が遅れている貧しい地域、ラカイン州に暮らすイスラム系少数民族のロヒンギャ族は、国籍がないために、これまで数十年にわたり移動の自由、教育や保健サービスへのアクセスや経済活動への参加が制限されてきました。
さらに、2017年8月に起きた暴動と軍の掃討作戦により、多くのロヒンギャ族が土地を追われた一方、ミャンマー・ラカイン州に残ったロヒンギャ族、なかでも子どもたちは以前にも増して、虐待、人身取引、早すぎる結婚のリスクにさらされています。ロヒンギャ族以外のラカイン族、チン族の人々も同様の状況です。

写真:「ロヒンギャ族の子どもの虐待防止」プロジェクト~ミャンマー~

活動のハイライト

プロジェクトの再開に際して子どもたちから状況を確認しました / ©プラン・インターナショナル

プロジェクトの再開に際して子どもたちから状況を確認しました / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で使用する遊具 / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で使用する遊具 / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で使用する遊具はコミュニティ・ボランティアが配布しました / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で使用する遊具はコミュニティ・ボランティアが配布しました / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で遊ぶ子どもたち / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で遊ぶ子どもたち / ©プラン・インターナショナル

ボードゲームでは頭も使います / ©プラン・インターナショナル

ボードゲームでは頭も使います / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」の建設。村の集会にも利用できます / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」の建設。村の集会にも利用できます / ©プラン・インターナショナル

ロヒンギャ族の村の「子どもひろば」 / ©プラン・インターナショナル

ロヒンギャ族の村の「子どもひろば」 / ©プラン・インターナショナル

ラカイン族の村の「子どもひろば」 / ©プラン・インターナショナル

ラカイン族の村の「子どもひろば」 / ©プラン・インターナショナル

プロジェクトの再開に際して子どもたちから状況を確認しました / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で使用する遊具 / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で使用する遊具はコミュニティ・ボランティアが配布しました / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」で遊ぶ子どもたち / ©プラン・インターナショナル

ボードゲームでは頭も使います / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」の建設。村の集会にも利用できます / ©プラン・インターナショナル

ロヒンギャ族の村の「子どもひろば」 / ©プラン・インターナショナル

ラカイン族の村の「子どもひろば」 / ©プラン・インターナショナル

活動再開後は、子どもたちが安心して過ごせる「子どもひろばの開設と運営を中心に、プロジェクトは順調にすすんでいます。

「子どもひろば」の開設の準備として、2018年1月から2018年3月までに、対象となるミンビア町の27村で44人のコミュニティ・ボランティアを採用し、子どもの保護や権利、適切な運営などに関する研修を4回実施しました。

2018年3月に10村で「子どもひろば」を開設し、バトミントン、縄跳び、ボール、人形、絵本などの遊具を支給しました。場所は共同の集会所などを利用し、トレーニングを受けたコミュニティ・ボランティアが運営しています。合計約3000人の子どもたちが「子どもひろば」を利用し、安全な環境で遊ぶことができました。また、別の5村では「子どもひろば」として恒久的に使える建物を建設しています。
さらに、27村で保護者550人を対象に、「子どもの保護」や「子どもの権利」に関するトレーニングを行いました。参加した保護者は、子どもの虐待を見逃さないための通報先や、相談窓口などの必要な情報を得ることができました。

  • ※「子どもひろば」
    災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら

現地の声

  • 遊具を支給してくれて、ありがとうございます。これまで見たこともない新しい遊具がとてもうれしいです。僕はボールを蹴ったりするのが好きなので、友だちと大切に使っています。(11歳/ラカイン族の男の子)
  • 支援をありがとうございます。私は縄跳びやバドミントンで遊ぶのが好きです。週末や学校が終わってからここに遊びに来ています。(ロヒンギャ族の女の子)
  • これまで私たちが住む村では「子どもひろば」がありませんでした。多くの子どもたちは危険な川沿いや炎天下で遊んでいたので、いつ何があるか心配でした。子どもたちがここで友だちと楽しそうに遊んでいる笑顔を見て、ほっとしています。子どもたちが安心して過ごせる場所を提供してくれて、ありがとうございます。(ラカイン族の子どもの母親)

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