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ベトナム便り ~ベトナムのプラン職員編、第17号をお届けします。
プラン・ベトナム
船越 美奈
Asiaアジア
ベトナム便り
(更新)
シンチャオ!
ハノイにもいよいよ冬が到来し、寒くなってきました。湿度が高いので、寒さが上乗せして感じられ、私にとっては苦手な季節です。
さて今回は、地域開発の現場で活躍するプラン・ベトナム職員をご紹介します。活動地域地図とあわせて見ると、どこでだれが働いているのかが一目瞭然です!
ライチャウ事務所の事務所長、ホアン
ベトナム62省の中で、最も貧困率の高いライチャウ。プランはここで、2013年に活動を始めました。現在8名のスタッフはみんな他地域から移り住み、この地域の開発支援に意欲を見せています。
事務所長のホアンは、42歳。地域の学校では、子どもたちから「ホアン先生」と呼ばれて慕われています。
クアンビン事務所の水・衛生専門家、クオン
クアンビンはこれまで何度も訪れていますが、頼りになるスタッフがいっぱい。30歳のクオンも、その1人です。水・衛生事業を担当しています。
水源から長距離にわたって給水パイプをつなぐ作業は、体力勝負。地域住民による作業日には、クオンも率先して手伝います。
ハザン事務所のフィールドオフィサー、リー
ハザンで教育プロジェクトを担当しているリーは、現在28歳。でも、「中学生に間違われることも多い」とか。見た目とは裏腹に、とてもしっかりしています。
ハノイで働いていたリーがプランに入局し、ハザンに赴任して2年。「地域全体が大きな家族のようで楽しいです。でも、仕事は大変で、週末も休めません」と言います。
ライチャウ事務所のフィールドオフィサー、ズン
フートーで、政府の教育局職員だったズン。プランと一緒に活動するうちに、「プランで働きたい!」と転職しました。プランで働き始めて5年、現在41歳です。
プランは間もなくフートーでの活動を終了するため、2015年の夏にライチャウへ単身赴任。料理が得意なズンですが、家族が一緒にいないため、最近はインスタントラーメンばかり食べているとか…。
コントゥム事務所のフィールドオフィサー、トアン
山岳地域のコントゥムで、少数民族の人々の生活向上のために活動するトアン。5年半前にハノイ近郊のニンビンから赴任し、現在31歳です。今ではコントゥムの女性と結婚し、子どももいます。「もう、一生この地域で暮らしていくつもり」だそうです。
雨の中、舗装されていない道をバイクで走り、今日も村に向かいます。
現場で働くプラン職員を少し、身近に感じていただけたでしょうか。みんな自分の出身地から遠く離れた活動地域に赴任し、時には家族を故郷に残しながら、日々の活動に全力を注いでいます。
さて、私がベトナムに赴任してから3年が経ち、帰国が目前に迫ってきました。2016年2月16日(火)には、東京で帰国報告会を開催しますので、ぜひご参加ください!
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