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プラン・フレンズ JICAグローバル教育コンクール2015にて受賞!
Japan日本
事務局より
(更新)
2016年1月の中旬、プラン・フレンズ(以下、フレンズ)のメンバーから嬉しい知らせが入ってきました。「グローバル教育コンクールで受賞しました!佳作です!」これまで地道に行ってきたフレンズの活動が、JICA主催のグローバル教育コンクールの教育取り組み事例部門での佳作賞受賞という形になった瞬間でした。
グローバル教育コンクール表彰式の様子
グローバル教育コンクール表彰式の様子
フレンズ参加のきっかけ
私は2013年からフレンズの一員として活動しています。もともとプラン・ジャパンの支援者ではありましたが、マンスリー・サポーターとしてだけでなく、より体験的な活動をしたいと思っていたところに、フレンズ募集をみて、応募を決めました。とはいえ、日頃は会社勤めで三児の父ですので、活動は平日で仕事を休めるときや休日に開催されるイベントなどに限られるため、できる範囲でぽつりぽつりと活動してきたという程度です。
ここで、簡単にフレンズの説明をしておきます。フレンズは2007年にプラン・ジャパン事務局の呼びかけで設立された開発教育ボランティア・グループで、プランの支援者を中心とした一般市民により構成されています。主な活動は、小中高生を主な対象にした開発教育の実践です。「教育」と言うと堅いイメージがあるかもしれませんが、フレンズの特徴の一つは、主婦、会社員、退職後のシニアなどのボランティア・メンバーが、同じ目線で話すことで、小中高生とともに考え、自分たちにもできる支援があるということを知ってもらうという点です。
そのため、活動の内容は、クイズ、ゲーム、写真、動画等を用いて、途上国の女の子たちが早すぎる結婚のために教育をあきらめないといけない実情について体験型ゲームを通して学んでいく新しい試みを途上国の現状をより身近に感じられるように工夫しています。
出張授業の様子
「こいのぼり」を使ったワークショップ
グローバル教育コンクールへの応募
応募のきっかけは、2015年夏にフレンズが主催した開発教育ワークショップの打ち上げでメンバーに言われた「今回のワークショップは雑誌の取材も入って、盛り上がりましたね。せっかくだから何かの形にまとめませんか」という一言でした。確かに2015年夏のワークショップは、取り入れると同時に、Because I am a Girlエンジェルの森星さんの参加など、フレンズにとってチャレンジした面がありました。
私としてもこのチャレンジを形に残したいと思い、早速、応募準備にかかることになりました。
2015年夏のワークショップの様子
すごろくで女の子の一生を体験
応募に際しては、以下の方向性でまとめることになりました。
- 2015年夏のワークショップだけでなく、直近2年の活動を総括する
- フレンズの特徴である、ボランティアによる開発教育であることを伝える
- 一方的な教育でなく、子どもたちと共感的に学び、自分たちにもできる支援を考える機会を提供することを大切にしている点を伝える
振り返り始めると、小中高への出張授業、修学旅行生の受け入れ授業、イベントへの参加など、私の知っている以上にさまざまな活動をしてきたことがわかりました。また、プラン・ジャパン事務局からのサポートを受けつつ成長するなかで、メンバー自身がフレンズの活動の個性を伸ばしていきたいという想いが出てきていることが感じられ、意義のある応募になったと思います。
表彰式とその後
2016年2月下旬、東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばで表彰式が行われました。審査員の講評によると途上国の問題を「理解」するだけでなく、「支援」「行動」に結び付けていく教育実践であることが評価されたようです。
プラン・フレンズは、今後もより多くの人に活動を知ってもらうために活動を続けていきます。
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