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角田光代さんのコロンビア取材に編集者として思うこと

INTERVIEWインタビュー

(2016/03/31更新)

岩鼻 早苗さん 集英社『SPUR』編集部

岩鼻 早苗さん
集英社『SPUR』編集部

2015年末、作家の角田光代さんがコロンビアで行われているプランのガールズ・プロジェクトを取材し、そのエッセイが、女性向けファッション誌『SPUR』の2016年5月号(集英社)に掲載されています。担当編集者の岩鼻さんにお話をうかがいました。

コロンビアと日本。違うようで似ていることに驚き

『SPUR』の読者はほとんどが女性ですので、女性がよりよく生きるために考えたいことを提案できればと思い、角田さんに寄稿をお願いしました。

角田さんの記事を読み、自分がコロンビアという国の現状についてほとんど知らないことに気がつき、驚きました。次に、コロンビアのマチスモ(男性優位)思想による被害と、日本のジェンダーの問題との相違点を、とても興味深く思いました。背景も被害の深刻さも大きく異なります。それにも関わらず、角田光代さんの記事を読むまでは知らなかった国について、「日本と似ている」「分かる」と感じる部分も多いのです。例えば、女性自らがマチスモによる被害を受け入れ、ときには進んで助長する行動をとっているように見えること。また、状況の改善は女性側の課題と思われがちですが、実は男性側の変化を促す取り組みが重要である点などです。

遠い国を知ることで見える、日本のジェンダー課題

もちろん、今回のコロンビアのマチスモ思想をはじめとして、世界のジェンダーに関する問題は、その地域の歴史や社会、経済と密接に結びついた個別の話で、安易にひとまとめにして考えられるものでありません。だからこそ、一つひとつ丁寧に「知る」ことが解決への入口なのだと思います。その意味で、角田さんのような作家が現地に赴き、リアルな姿を伝えてくださるのは、大変貴重な機会だと感じました。

『SPUR』の読者には、まずはコロンビアの人々が向き合っている問題について興味を持ってほしいと思います。女性器切除や少女売春についてはある程度知っていても、マチスモについて理解している読者は多くはないでしょう。また、コロンビアのジェンダーの考察を通じて、日本のジェンダーだけを考えている時には持てなかった新しい視点を、読者それぞれが発見できれば良いと思います。

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