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インタビュー

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写真:安冨 歩さん 東京大学 東洋文化研究所 教授

安冨 歩さん
東京大学 東洋文化研究所 教授

経済学者で「女性装の東大教授」としても知られる安冨歩さん。子どもがのびのびと成長できることを重視する点でプランとも重なるメッセージを持つ先生に、お話を伺いました。

子どもへの暴力が、大人の世界へも続く

思想家のアリス・ミラーは、ナチスに着目し、子どもへの暴力が大人の社会を形づくっていると結論づけています。ナチスを牽引したヒトラーは幼少期、厳格な父親に鞭で叩かれながら育ちました。当時のドイツではこのような暴力的な教育方法が広まっており、ヒトラーはユダヤ人を迫害することで、自分と同じ育ち方をした人たちに怒りを移す先を提供したために熱狂的な支持を得ました。私たちの生活は、このような暴力の移し合いによって成り立っています。私も性自認に反して男性の格好をしていたときは、どこかに暴力を生み出していたでしょう。

子どもたちを守ることが、世界を守ることにつながる

自分自身が暴力を生み出しつつ人助けをしようと思っても効果的ではありません。まずは自分が苦しんでいる暴力の問題に取り組み、それに非暴力的に抵抗することが大事です。そして、現在の子どもたちには余計なしつけや強制をせず、一人ひとりの精神がのびのびと成長するように守ることが必要です。マイケル・ジャクソンはグラミー賞の受賞演説で、今日のさまざまな問題は子どもたちから楽しい子ども時代を奪った結果だと指摘しました。マイケルいわく、子どもたちは世界を癒す創造力の種。私たち自身が怒りを移さず、子どもが自然のままに成長していける環境を確保することが、世界の救済につながります。

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