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子どもたちを笑顔にする「希望」の贈り物~ギフト・オブ・ホープ~
広報マーケティング部
津田 恵美
Japan日本
(更新)
広報マーケティング部の津田です。「子どもたちにクリスマスプレゼントやお年玉を贈ろう!」をコンセプトにした「Gift of Hope~ギフト・オブ・ホープ~」を担当しています。これは途上国の子どもたちの日々の生活を支えるギフトカタログのキャンペーンです。2018年にスタートし、現在2回目を実施中です。ギフト・オブ・ホープのこれまでとこれからをご紹介します。
これまでに届いた「ありがとう」
事務局には前回の「Gift of Hope~ギフト・オブ・ホープ~」でギフトを受け取った人々から、たくさんの「ありがとう」が届いています。トーゴでは、サディアちゃん(5歳)とフォセナちゃん(4歳)に歩行補助具が贈られました。彼女たちの小さな一歩が、これから大きな未来を切り開いていくことになることを願わずにはいられません。
サディアちゃん(5歳)
フォセナちゃん(4歳)
気候変動による相次ぐ干ばつや洪水に苦しむニジェールには、穀物と肥料、種子が届けられました。これで子どもたちのお腹を満たしてあげられる、とお母さんの表情にもどこか安心した感じが見受けられます。
子どもたちも大きなボウルを抱えてお手伝い
肥料を受け取った女性
ギフトが生み出すさまざまな効果
ギフトは現地に駐在しているプログラム部のスタッフとメールで話し合いを重ね、地域住民にもヒアリングやミーティングをして決まりました。地域の人々も、とても楽しみにしています。
2019年の私のオススメギフトのひとつに「生理用ナプキンキット」があります。現在、エチオピアで実施している「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクトの一環として、トレーニングとあわせて贈られる予定です。
生理用ナプキンを作る女性
この悪しき慣習をなくすためには、女の子や女性たちが月経衛生管理を含めた「健康に関する権利」を、自分たちで理解し実践することでより効果を発揮します。
さらにこのギフトでは、学業を途中で諦めなくてはならなかった10代の女の子や、十分な収入手段を持たないままに、若くして母親になった女性たちが布ナプキンの作り方を学び、収入を得るための職業トレーニングとしての役割をもちます。また、彼女たちが作ったナプキンを安価で手に入れることができたコミュニティの女の子たちが、月経時にも学校を休むことなく、衛生的に過ごすことができるようになるという効果も期待されます。
このギフトは女性たちの健康や生活を支えます
日本の小学生も参加したギフト・オブ・ホープ
2019年夏に、支援者の方から「小学6年生の息子がギフト・オブ・ホープのチラシを見て、募金活動をしました」というメールを受け取りました。小学生の男の子が、自分のアイデアで募金活動を行い、ニジェールの「種と肥料1年分相当」(2018年)に寄付をしてくれたというストーリーは、ウェブサイトでもご紹介をさせていただきました。ほかにも参加された方たちから、「お腹も心も満たされますように」「女性たちが自信をもった人生が迎えられますように」などたくさんのコメントをいただき、私たちスタッフにとっても励みとなり、胸が熱くなりました。
途上国の人々にとって「希望の贈り物」となる、「Gift of Hope~ギフト・オブ・ホープ~」にぜひご参加ください。
あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。
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