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国際協力への変わらぬ思い、新たな挑戦

広報マーケティング部
稲井あずさ

事務局より

日本

更新)

広報マーケティング部の稲井です。2020年10月にプラン・インターナショナルに入局し、デジタルマーケティングを担当しています。

  • ※インターネットやIT技術を活用したマーケティング

一人でも多くの方にプランのことを知って、応援していただけるように、また、「世界の子どもや女の子たちのために何かしたい」と思っている方の背中を押すことができるように、日々試行錯誤しながら業務に励んでいます。

現在の仕事の原動力にもなっている、国際協力への変わらぬ思いや新たな挑戦について、これまでの経験を交えてご紹介します。

海外募金をきっかけに芽生えた国際協力への思い

「国際協力の仕事」と聞いてまず思い浮かぶのは、どのようなイメージでしょうか。「おもに途上国で、現地の人々とともに活動する」ということを想像される方が多いかもしれません。私自身も、小さいころから国際協力の現場で働くことを夢見てきました。きっかけは、小学生のときに参加した、海外の子どもたちへの募金です。日本から離れた遠い国では、自分より小さな子どもたちが亡くなっているという現実に、幼いながらに衝撃を受けたことを覚えています。また、社会科の資料集に載っていた、紛争地域で活動する緒方貞子さんの写真を見て、「かっこいい。私もこんな仕事がしたい」と思ったこともきっかけの一つです。

写真:バックパッカーで訪れたエジプト

バックパッカーで訪れたエジプト

大学生のときは、フィリピンでのボランティア活動をはじめ、留学やバックパッカーで旅をしながら世界各地を訪れました。なかでも、特に関心を持ったのはパレスチナ問題です。パレスチナ難民支援を行っているNGOのインターン生として活動していました。

民間企業を経て青年海外協力隊員としてヨルダンに

大学卒業後もNGOで働きたいという思いは持ち続けていましたが、まずは民間企業でスキルを身につけようと広告代理店に就職。ウェブ広告のコンサルティング業務に従事しました。やりがいもあり、充実した日々を送っていましたが、「国際協力の現場に出て働きたい」という思いは消えませんでした。数年後、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊に応募。2019年7月から、中東ヨルダンのパレスチナ難民キャンプに派遣されることになりました。
現地では、難民キャンプ内の女性支援センターで活動。女性や若者たちを対象とした自立促進プログラムの立ち上げと運営に携わりました。英語がほとんど通じず、コミュニケーションはすべてアラビア語。活動には困難も伴いましたが、念願だった支援の現場での活動に大きな喜びを感じる日々でした。

予期せぬ新型コロナウイルス感染症の拡大で緊急帰国

ところが8カ月が経過したころ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行という予期せぬ事態が起こります。2年間の任期を全うするつもりで過ごしていましたが、緊急帰国が決定。最低限の荷物とともに、志半ばで日本に戻ってきました。ようやく国際協力の分野でキャリアをスタートさせることができたと思った矢先の出来事に、帰国後しばらくは、先が見えない状態が続きました。

これまでの経験を力に踏み出した一歩

自分にできることを模索する日々のなか、大学時代から関わっていた団体で、寄付プロジェクトの立ち上げにボランティアとして参加することになりました。そこで知ったのは、NPOやNGOでもデジタルマーケティングの人材が求められているということです。点と点がつながったような感覚になり、「今自分にできることはこれかもしれない」と思うようになりました。
中東で痛感した、女性が女性というだけで差別されている現実。ジェンダー平等の推進を掲げ「女の子が差別されない公正な社会の実現」を目指し活動しているプランの理念に強く共感し、入局を決意しました。

写真:プラン事務局にて

プラン事務局にて

早すぎる結婚ジェンダーに基づく暴力など、女の子たちの将来を阻んでいる問題について、より多くの方々に関心をもっていただけるよう業務に取り組んでいます。マーケティングは数字とむき合うことが多い仕事ですが、ご支援を始めてくださった方々からいただく「ウェブ広告を見て少しでも力になりたいと思った」といったメッセージを読むと、見ている数字にも温かみが感じられ、とても励まされます。

新たな挑戦でプランの活動をさらに広げたい

これまでの経験を掛け合わせた「国際協力×デジタルマーケティング」の仕事にまい進するなか、最近では、青年海外協力隊時代に培った経験を活かし、プランが新たに始めた中高生を対象とした「ジェンダー教育ワークショップ」にもファシリテーターとして参加しています。中高生のジェンダーの意識や考え方に大きな刺激を受けつつ、「国際協力×ワークショップ」という新たな掛け合わせで生まれる変化にワクワクしています。
今後もより多くの方々にプランを知っていただき、応援していただけるよう、さまざまな取り組みに挑戦していきたいです。

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