「私を結婚させないで」戦うその子は、まだ9歳でした。 「私を結婚させないで」戦うその子は、まだ9歳でした。

シャワナ、9歳。法律上の年齢は、12歳。早く結婚できるようにと、偽りの出生届を出されました。
しかし1年前、結婚させられそうになったシャワナは、自分の意思でそれを拒絶し、両親を説得しました。
途上国で、貧困や差別と戦う女の子たちがいます。あなたの寄付が、力になります。

「早く結婚できるように」
偽られた出生登録。

ネパールの西南部、バンケ郡に住むシャワナは、9歳。しかし法律上の年齢は、12歳です。「早く結婚できるように」、両親が出生登録を3歳上の年齢で届け出ていたのです。

「私のようにならないで」
15歳で結婚させられた姉。

「早すぎる結婚」には、さまざまな弊害があります。ひとつは、教育や自立の機会を失うこと。もうひとつは、幼い年齢での妊娠・出産によって、身体的な危険が高まること。さらに、立場の弱い女の子は嫁ぎ先で暴力や虐待の対象になりがちなこと。

シャワナの姉も、15歳のときに学校を辞めさせられ、結婚させられました。姉はたった1人で家事や家畜の世話、両親の面倒まですべてをしなくてはならず、「私は夢を諦めた。あなたたちは私のようにならないで。学校に通って、自分の夢を叶えなさい」と妹たちに言っています。

「その伝統は、私たちで終わりにしよう」 「その伝統は、私たちで終わりにしよう」

私を結婚させないで」。1年前、両親と兄が自分の結婚について相談しているのを聞いてしまったシャワナは訴えました。「私は勉強して医者になりたい。その夢を邪魔しないで」。

「これは伝統だから、仕方ないんだ」。父の言葉に、シャワナは負けずに言いました。「その伝統は私たちが変えよう。私たちの家が終わらせよう」。プラン・インターナショナルの活動で、女の子の権利や教育の大切さを学んでいたシャワナは、9歳にして大人を説得する力を身につけていたのです。「もしも私を結婚させるなら、警察に行く」。シャワナは最後の切り札を出しました。たった9歳の女の子が、必死で大人と戦ったのです。

何度か話し合った末、やっと両親は納得してくれました。「お前をお姉さんのようにはさせない」と約束してくれました。いま、シャワナは毎日学校に通い、大好きな勉強を続けていますが、いつまた結婚の話が出るかは分かりません。

貧困や無理解が
「早すぎる結婚」を生む

シャワナの住むネパールでは20歳未満の結婚は法律で禁止されていますが、
9歳〜15歳といった年齢で「早すぎる結婚」をさせられている女の子が多くいます。
その理由は、年齢が低いほどダウリー(結婚持参金)が少なくてすむ、
女の子は社会的に低く見られ一家の稼ぎ頭にはなれないと思われている、家計の負担となる、などです。

「早すぎる結婚」
だけではありません。

世界には、同じ理由で、
差別や偏見により
困難な状況に
直面している女の子が多くいます。

危険にさらされる途上国の女の子の現実

  • 途上国では、
    約3人に1人の
    女の子が
    18歳未満で結婚※1

    早すぎる結婚により、教育の機会が奪われるだけでなく、幼いうちの妊娠や出産により身体的なダメージを負うこともあります。出産は途上国の女の子の主な死因のひとつです。

  • 世界の非識字人口の
    約3分の2が女性※2

    女の子は男の子よりも家事を任されやすく、十分に学校に通えません。文字が読めないことで収入の手立てがない、搾取の対象になるなどのリスクが高まります。

  • 身体的暴力を
    受けたことのある
    女の子は
    約4人に1人※3

    世界では、約1億2,000万人の女の子が性暴力にあっていると言われています。※4加害者は制裁を受けず、「悪いのは被害者の女性」だとされる地域もあります。

  • ※1 Marrying Too Young (UNFPA, 2013)
  • ※2 The World’s Women 2015 Trends and Statistics (United Nations, 2015)
  • ※3,4 A Statistical Snapshot of Violence Against Adolescent Girls (UNICEF, 2014)(3は15~19歳の女の子のうち、15歳以降になんらかの身体的暴力を受けたことがあると回答した女の子の割合)

女の子への教育が、
世界を変えていく。

シャワナが自分で自分の人生を勝ち取ったように、女の子たちの可能性は、教育によって広がります。
教育は、女の子たちの現状を変えるだけではなく、地域全体を豊かにするのです。そのデータをご紹介します。

  • 図:女の子が1年長く初等教育を受けると、将来得る収入が約11%増加

    女の子が1年長く初等教育を受けると、
    その子が将来得る収入が
    約11%増加。※5

  • 図:すべての女性が中等教育を修了すれば、5歳未満児の死亡率は約49%減り、1年でおよそ300万人の命を救える

    すべての女性が中等教育を修了すれば、
    5歳未満児の死亡率は約49%減り、
    1年でおよそ300万人の命を救える。※6

  • ※5 Comparable Estimates of Returns to Schooling Around the World (World Bank Group, 2014)
  • ※6 Education transforms lives (UNESCO, 2013)

女の子が生きていく力を身につけるための支援。

彼女たちに必要なのは、一時的な施しや哀れみではありません。
自分たちの可能性を育み、自力で人生を築く力をつけるための総合的な教育です。
女の子への支援は、家族や地域や男の子たちにも波及し、やがて世界の未来を変えていきます。
さあ、あなたも彼女たちの支援者になりませんか。

支援方法は、この2つ。

支援方法 A 女の子の可能性をのばして、豊かな地域をつくる。

PLAN SPONSORSHIP

プラン・スポンサーシップ

女の子の可能性を応援することで、
地域全体を豊かに発展させていく活動です。
その成果が次世代にまで波及する、持続的な支援です。

  • ●教育や保健などの活動を総合的に進め、住民の自立を目指します
  • ●女の子の意見や潜在能力が、活動に生かされるよう後押しします
  • ●男の子や家族、学校、地域社会にも支援の成果が波及していきます

※地域の活動報告書、年次報告書、機関誌(年3回)をお届けします

写真:プラン・スポンサーシップ

女の子の人生に
エールを送ることができます

  • ●ひとりの女の子(地域を代表する子ども=チャイルド)の成長を見守ることができます
  • ●チャイルドとの手紙による交流のほか、居住地を訪問することもできます
  • ●チャイルドの写真つきの成長記録をお届けします

※男の子のチャイルド(女の子と協力して地域活動を進める)を指定することもできます

毎月 3,000円 / 4,000円 / 5,000円

支援方法 B 女の子が直面する問題に、焦点を当てて解決する。

GIRL’S PROJECT

ガールズ・プロジェクト

女の子たちをリスクから守ると同時に、
自立していくためのプロジェクトを実施します。

  • ●早すぎる結婚、人身売買、暴力や虐待などのリスクから女の子を守ります
  • ●教育や職業訓練などを通じて女の子たちが力をつけ、自立できるよう支えます

※プロジェクト報告書、年次報告書、機関誌(年3回)をお届けします 
※チャイルドとの交流はありません

写真:ガールズ・プロジェクト(エチオピア)

エチオピア

女性性器切除から女の子を守る

写真:ガールズ・プロジェクト(バングラデシュ)

バングラデシュ

少数民族の女性の収入アップ

写真:ガールズ・プロジェクト(ラオス)

ラオス

学校でのジェンダー平等推進

毎月 1,000円~

プラン・インターナショナル・ジャパンへの寄付金は、
「寄付金控除」の対象となります。

多くの賛同者の方に支えられています。

  • 写真:作家 角田光代さん

    作家 角田光代さん

    「女だから」という理由で不当な扱いを受けるということがどんなことか、なんとなくはわかる。けれど、このキャンペーンの対象となる国々での不当さは、その理解をはるかに超えている。(中略)私は非力だ。けれど、なんとかしたいと思うところからしか、ものごとは動かない。

    「Because I am a Girl 私は女の子だから」角田光代訳(英治出版) まえがきより抜粋

  • 写真:プロサッカー選手 中村憲剛さん

    プロサッカー選手 中村憲剛さん

    2009年からドミニカの女の子と交流しています。男の子1人、女の子2人の父である僕にとって男の子であっても女の子であっても幸せになってほしいと心から思います。世界中のたくさんの女の子たちが幸せになれるように、ともに支援の輪を広げていきませんか?

  • 写真:漫画家 やくみつるさん

    漫画家 やくみつるさん

    1993年から手紙を通じて、ホンジュラスのチャイルドと交流しています。訪問では村をあげて歓迎されたり、チャイルドの家族が私の存在を「人生の一部」と言ってくれたり。遠く離れた子どもと濃密な関係を築け、普通の旅とは違う体験ができる。とにかく楽しいんです!

プラン・インターナショナル・ジャパンは、
内閣府に認定された公益財団法人です。

  • ● 世界70カ国以上で活動しています。
  • ● 現地では、子どもを含めた住民たちが、主体的にかかわりながらプロジェクトを進めます。
  • ● 最終的には住民が自立し、地域の問題が抜本的に解決することを目指します。
  • ● 日本では約6万人の支援者と約650人のボランティアに支えられています。
  • ● プラン・インターナショナル・ジャパンへの寄付で「寄付金控除」が受けられます。

子どもたちとともに、
地域の自立をすすめる国際NGO。

プラン・インターナショナル・ジャパンの活動にご協力をお願いします。