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実話をもとにしたストーリー

ニジェール

グローバル・プロジェクト

栄養不良の子どもの食料支援
ザリカが願う「健康に暮らせる世界」

西アフリカのニジェールは、国土の約4分の3が砂漠で、干ばつや大規模洪水のためしばしば食料不足に見舞われています。2018年から2021年にかけて実施した「栄養不良の子どもの食料支援」プロジェクトに参加した女の子のストーリーをご紹介します

ニジェールに暮らすザリカは13歳の女の子。父親は数年前に亡くなり、市場で働く母親が家族を養ってきました。

しかし生活は苦しく、ザリカや4歳になる双子の弟たちは、野草や家畜に与えるトウモロコシなど飼料のカスを集めて食料にしていましたが、十分に栄養がとれない状態が続いていました。

イラスト:ニジェールに暮らすザリカは13歳の女の子

ザリカの家族は、特に厳しい状況に置かれている世帯

ザリカの住むコミュニティでプランのプロジェクトが始まり、ザリカの家族は、特に厳しい状況に置かれている世帯として選定されました。

弟たちは栄養不良と診断され、保健所で治療を受けました。

また、プランからオスとメスのヤギが支給されると、そのミルクが家族の大切な栄養源となりました。

ザリカの母親は家庭菜園の作り方を習い、プランからオクラなどの野菜の種子や苗、それに農作業に必要な農具を受け取りました。

お母さんが家庭菜園を始めてから、いろいろな野菜を食べられるようになってうれしい」とザリカは言います。

ザリカの母親は家庭菜園の作り方を習い

ザリカは自宅で勉強を続けながら、母親の家庭菜園を手伝った

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で学校は休校となり、母親も市場へ働きに行けなくなりました。

ザリカは自宅で勉強を続けながら、母親の家庭菜園を手伝ったり、ヤギの世話をして過ごしました。

そのうちヤギが子どもを産み、それを売ったお金で必要なものを買うこともできました。

その後学校は再開されましたが、いつまた感染症や災害が襲ってくるかわかりません。

それでも自分たちで食料を自給できるようになったことで、ザリカは少し安心して過ごせています

「この感染症が一日でも早く世界からなくなり、みんなが健康で過ごせるようになることを、神様にお祈りしています」

自分たちで食料を自給できるようになった

illustration by Noriyuki Goto
2021年4月発行のプラン・ニュースの記事を再編集し掲載しました

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