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実話をもとにしたストーリー
エクアドル
プラン・スポンサーシップ
遠い国からのサポートが
子どもの自信につながる
プラン・スポンサーシップは、地域の住民たちがともに話し合い、問題を洗い出し、解決することで地域全体の底上げを図る総合的な“面”の支援です。最終的には地域の人々の力だけで問題を解決できるように、活動に取り組んでいます。
エクアドルに住む15歳のメリッサは、3歳の頃、プラン・スポンサーシップのチャイルドに登録されました。
登録からしばらくして、メリッサに日本人のスポンサーとの交流が決まったと連絡がありました。
当時まだ小さかったメリッサは自分で手紙を書けないので、代わりに母親が手形を送るなどして、スポンサーに成長を伝えました。
8歳になったメリッサは、畑や動物の絵を描いてスポンサーに送りました。すると、日本の風景やお正月の写真が送られてきて、とてもワクワクしました。
メリッサの住む地域は山間にあり、道路も整備されていません。郵便サービスもないため、コミュニティ・ボランティア※が何時間もかけてスポンサーからの手紙を届けてくれました。
- ※プランの活動に賛同し、トレーニングを受けてプランの活動をともに支えてくださる地域の人々のこと
メリッサの両親は、プランが支援する生計向上プロジェクトに参加し、収入が増えたので、メリッサを小学校に通わせることができました。また、育児にあまり関心のなかった父親は、親業講習会に参加しました。
メリッサも、プランが実施するさまざまな活動に参加し、ゲームや演劇を通じて、ジェンダーに関係なく協力・尊重することの大切さを学びました。
メリッサはいつかスポンサーに会いたいと思っていましたが、12歳のときにその夢がかないます。
プランのコミュニティ訪問の制度を利用して、メリッサの住む地域を訪問してくれたのです。
2人はこれまでの手紙を見せ合って、9年間の交流を振り返りました。
定期的にスポンサーに送られる「1年の歩み」では、チャイルドの写真とともに、プランが実施した活動の進捗や成果が伝えられます。
メリッサは、こうした交流がうれしいと話します。
「自分の成長を世界のどこかで気にしてくれる人がいるなんて、とても幸せです。世界中のスポンサーの皆さんにありがとうと言いたいです。」
illustration by Noriyuki Goto
2023年4月発行のプラン・ニュースの記事を再編集し掲載しました
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