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日本政府の「SDGs実施指針」改定に対するプランの見解

アドボカシー

(2019/12/23更新)

2015年9月に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(以下、SDGs)」。途上国だけでなく、先進国も含めたすべての国が取り組むべき17の目標と169のターゲットが定められた国際目標です。「誰一人取り残さない」という理念のもと、格差や不公正を解消し、すべての人の権利や尊厳が守られる世界の実現を目指しています。

SDGsを採択した日本政府は、翌2016年、国内外におけるSDGs推進のための「SDGs実施指針」を策定し、4年目を迎えた2019年、それを見直しました。

SDGsの達成状況

2019年9月の国連総会では、「SDG サミット」が開催され、各国の首脳レベルが参加し、過去4年間の取り組みの評価が共有されました。サミットの成果文書として、「SDG サミット政治宣言」が採択され、極度の貧困、子どもの死亡率、などで進展が見られたものの、飢餓、ジェンダー、気候変動、環境破壊などへの対応が遅れており、進捗に偏りがあることが指摘されました。そして今後10年を「行動の10年」とし、各国が目標達成にむけたアクションを加速することが確認されました。

写真:SDGs

日本の進捗状況は、目標4(教育)、目標9(イノベーション)では達成度合が高いと評価される一方、目標 5(ジェンダー平等)、目標10(不平等)、目標12(責任ある消費と生産)、目標13(気候変動)、目標17(パートナーシップ)では、達成度合いが低く、さらなる取り組みが必要だとされています

  • ※「SDG Index and Dashboards Report」 2019 年版;ドイツのベルテルスマン財団、持続可能な開発ソリューション・ネットワーク

日本政府の「SDGs実施指針」改定にむけて

改定にあたっては、政府と市民社会も含めたさまざまな関係者との議論の場や、日本政府によるパブリックコメント(意見募集)が実施され、303件の意見が寄せられました。これらの機会を活用し、日本のプラン・インターナショナルは、特に進捗の遅れているジェンダー平等を優先課題とし、ジェンダー平等の進捗を測るためのフォローアップレビューを強化すべきとの意見を提出しました。

2019年12月20日、SDGs推進本部はSDGs実施指針を改訂しました。SDGs実施指針改定版に対する見解は以下の通りです。

日本政府の「SDGs実施指針」改定に対するプランの見解

【評価する点】

  • 優先課題に、「ジェンダー平等の実現」が明記されたこと
    SDGsにおいて、「ジェンダー平等の実現と女性・女の子のエンパワーメントは、SDGsのすべての目標の進展において死活的に重要な貢献をするものである」と明記されている一方、世界で2030 年までにジェンダーの平等を達成できる目途が立っている国はひとつもなく、日本も含む各国で進捗の遅れが見られる分野です。今回の指針では、「ジェンダー平等の実現」が、8つの優先課題のひとつとして日本政府が位置づけたことを評価します。改定前に実施されたパブリックコメントでは、ジェンダーに関する意見が28%を占め、最多でした。「ジェンダー平等の実現」は国際的にも国内においても進捗の後れが見られる分野です。引き続き、すべての課題への取組において、ジェンダー平等を分野横断的課題として取り組みを推進していくことを期待します。

【今後の課題】

  • ジェンダー平等の進捗確認を強化
    ジェンダー平等の進捗確認を強化することが必要です。プラン・インターナショナルは他団体と協働して、SDGs のすべての目標にジェンダー視点を組み込んだ独自の指標を設定し、ジェンダー平等の進捗を捉えなおす「イコール・メジャーズ2030」という取り組みを推進しています。もっとも進捗の遅れたジェンダー分野の細分化されたデータ・統計の体制を整備し、進捗をレビューしていくことが必要です。
  • 2030 年までのロードマップを示す
    実施指針とアクションプランとの関係性を明確にし、2030 年までのロードマップを示すことが必要です。優先課題を推進するための具体的な施策などは、SDGs推進本部にて策定されるアクションプランに記載されると明記されていますが、2030年に目指すビジョンにむけて、実施指針とアクションプランとの関係性を明確にし、SDGs達成にむけたロードマップを示すことが必要です。

SDGsの達成にむけて

今回の実施指針改定では、さまざまな関係者の意見が反映され、特にジェンダー平等については、優先課題としてしっかりと明記されました。プランは、今後もSDGs達成にむけた具体的なプロジェクトの実施とアドボカシー(政策提言)を通じて、SDGsの達成に貢献していきます。また、日本政府に対しては、実施指針の進捗を確認し、他団体とも協力しながら、国際・国内の両面でSDGsの達成に貢献するよう働きかけを続けていきます。

写真:日本で、世界で、SDGsを推進していきます

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