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【開催報告】プラン説明会特別編~ベトナム駐在スタッフ帰国報告会~(2/16・世田谷)

イベント

更新)

2016年2月16日(火)、プラン・ジャパン事務局にて、ベトナムで支援活動に携わった教育専門家の津久井純さん(国際開発センター)と、2012年12月よりベトナムに赴任し、プロジェクトを実施した船越職員による報告会を開催しました。プランが少数民族地域で3年間実施した教育改善プロジェクトについて、子どもたちの生活環境なども紹介しながら報告。平日の夜にも関わらず、多くの方々にご参加いただきました。

津久井さん(左)と船越職員(右)

津久井さん(左)と船越職員(右)

熱心に説明を聞く参加者

熱心に説明を聞く参加者

少数民族の子どもたちの暮らし

船越職員から、ベトナムで主要民族と少数民族の格差が拡大している傾向について、少数民族の貧困率や保健環境などに触れながら説明がありました。続いて津久井さんからは、少数民族の子どもたちの生活環境や教育環境についてお話しいただきました。母親を亡くして学校に通っていない10歳のチャムと12歳のミー、一時は学校を辞めたもののプランや教師の働きかけで復学した10歳のソウなど実際に出会った女の子たちの話を交えて、幼いうちに親を亡くしている子どもが多いこと、僻地に赴任して働く教師の困難さ、家の手伝いのために学校を辞めてしまう状況などが紹介されました。

10歳のチャム(左)、12歳のミー(右)

10歳のチャム(左)、12歳のミー(右)

10歳のソウ

10歳のソウ

教育プロジェクトについて

「少数民族地域では、学習環境の問題に加えて、子どもと同じ言葉を話せない教師による一方的な授業など、教育の質も大きな問題です」と話した船越職員は、プランが行った教育プロジェクトについて説明。津久井さんは、日本人専門家が実施した「教師間の学び合い」トレーニングについて、映像を交えてわかりやすく伝えてくださいました。トレーニングを通して、教師の子どもを観察する力が養われたこと、これまで見過ごされてきた子ども一人ひとりの学びが向上したことを知ることができました。

イベント参加者の意見

  • 支援の内容や活動地域の様子などを映像で具体的に見ることができ、わかりやすかった。
  • 教育はとても大切だが、環境にあった教育を考えることも大切だと思った。
  • 最低限の読み書きを身につけさせてあげることが大切だと思うし、そのためには教師の質を高めたり教育環境を整えるためにプランに頑張ってもらいたい。
  • 支援というと、井戸を掘ったりトイレを作ったり土木関係が中心というイメージだったが教育支援について深く知ることができて良かった。

プラン・ジャパンでは、途上国の子どもたちのおかれている状況やプランの取り組みをご紹介する各種イベントを実施しています。ぜひ、ご参加ください。

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