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【開催報告】国際女性デー2017イベント ~変わる、変える! 女性リーダーから学ぶ私たちの未来~ (3/3・東京 表参道)
イベント
(更新)
2017年3月3日(金)、東京・表参道の青山学院アスタジオにて、「国際女性デー2017イベント ~変わる、変える! 女性リーダーから学ぶ私たちの未来~」を開催しました。国際女性デーは、国連によって3月8日に定められた女性の地位向上のための記念日。今回のイベントでは、朝日新聞社のAERA前編集長・浜田敬子さんと当団体の理事長・池上清子が登壇し、世界の女性の問題について語りました。
浜田敬子さんがカンボジアで見た「希望」
浜田敬子さんには、2017年1月にカンボジアでプランの活動を視察した際のことを報告していただきました。浜田さんが訪れたのは、雇用機会の不足から住民の約8割がタイに出稼ぎに行くという北西部の村。「違法入国のため出稼ぎ先で子どもが学校に通えない」「両親の出稼ぎ中に子どもを預かる祖父母が教育の重要性を理解していない」などの理由で子どもの教育機会が奪われていること、両親の出稼ぎ中に女の子が性暴力の危険にさらされていることなど、取材から見えた問題を指摘しました。
カンボジア視察について報告する浜田さん(撮影:田村浩章)
子どもの保護のために活動する「子どもクラブ」の取材にて(Kimlong Meng/Plan International)
また、浜田さんはこの村で、子どもたちを暴力から守り、教育を受けられるように各家庭をまわって説得している地元リーダーを取材。家庭内の子どもへの暴力に対して家族の問題として介入することが難しく、地域のつながりも希薄になっている日本ですぐにマネすることは難しいかもしれないが、彼らから学べることは多いと訴えました。
女性が切りひらく未来のカタチとは
続いて、池上清子も登壇し、浜田さんと「世界の女性が直面する問題と女性が切りひらく未来のカタチ」をテーマにトークセッションを開催。ジェンダー・ギャップ指数が144カ国中111位(2016年)と低迷する日本も含め、世界の女性たちの可能性を実現していくためにはどうすればいいか議論しました。
浜田敬子さんのコメント:
池上清子のコメント:
トークセッションの様子(撮影:田村浩章)
92名の方にご来場いただきました
このイベントでは、「女性に日ごろの感謝を込めてミモザの花をプレゼントする」というイタリアの国際女性デーの習慣にならい、第一園芸株式会社様によるご協賛のミモザの花束をお配りしました。花束はステージにも飾られ、華やかな雰囲気のイベントとなりました。
ミモザの花束(撮影:田村浩章)
ミモザの花を手に取る参加者の方
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