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【開催報告】プラン・ラウンジ4月「参加型ゲームを通じて知るプランの緊急支援活動」
イベント
(更新)
2018年4月21日、仙台でプラン・ラウンジ4月「参加型ゲームを通じて知るプランの緊急支援活動」を開催しました。プラン・ラウンジは初めての方やすでにご支援くださっている方が一緒にプラン・インターナショナルとその活動についての理解を深め、ご賛同をいただくきっかけづくりの場として開催しています。
今回は、災害対応ゲーム「クロスロード」を用いて、プランが開発した「災害時の心のケア編」のゲームを行い、途上国でプランが実施した緊急支援活動もご報告しました。
プランが開発した「災害時の心のケア編」のゲーム
緊急支援の活動経験から生まれた「クロスロード」
<「避難所に食料が届きましたが、全員分はありません。避難所責任者のあなたはどうしますか」>
クロスロードとは、災害時や緊急支援の現場で究極の選択を迫られる人生の岐路(クロスロード)に立ったと想定して、自分はどちらの「道」をすすむか決める参加型ゲームです。正解はありません。どちらの道を選ぶにも、それぞれ参加者の選択の理由が存在します。そうした選択理由を共有することによって、緊急支援時に直面する多様な価値観を認め合い、本当の災害時でも対応できるシミュレーションをするということが目的です。会場では、質問に対してさまざまな意見が飛び交い、おのおのが新しい気づきを得られているようでした。
お互いの意見に耳を傾け、災害の場面を冷静に想像
クロスロードの問題を解説する後藤職員
インドの緊急支援の事例を紹介する澤柳職員
プランの緊急支援の報告
緊急支援では、あらかじめ支援において配慮すべき国際的な支援の原則(スフィア基準*)が決められています。どんな災害でも、被災者はもっとも支援の影響を受ける人々です。必要な人たちへ必要な支援が確実に届くようにするには、国際的な支援の基準に則った事前準備が大切です。当日は、澤柳職員が2013年に現地支援に赴いたインド北部水害被災者支援での緊急支援の映像を交え、スフィア基準がどのように支援に盛り込まれているのか紹介しました。
- *スフィア基準とは
災害や紛争などの被災者すべてに対する人道支援活動を行う各種機関や個人が、被災当事者であるという意識をもって現場で守るべき最低基準の通称。正式名称は「人道憲章と人道対応に関する最低基準」Humanitarian Charter and Minimum Standards in Humanitarian Response。略称はスフィアSphere。
次回のプラン・ラウンジは、5月19日(土)、東京・三軒茶屋のプラン事務局にて、「事務局ボランティアデー&交流会」 を行います。ご来場お待ちしております。
次回予定
5月19日(土) | 14:00~16:00 | 場所:プラン・インターナショナル事務局 |
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