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【開催報告】「途上国の子どもたちが必要としているものは?」小・中学生向けワークショップ(8/18東京・市ヶ谷)
イベント
(更新)
2018年8月18日(土)、プラン・インターナショナルの開発教育ボランティア「プラン・フレンズ」が、「途上国の子どもが必要としているものは?~考えてみよう!支援で変わる女の子の未来」と題した開発教育ワークショップを行いました。会場のJICA地球ひろばには、小学2年生~中学3年生の男女24人とその保護者、および高校生・大学生のボランティア6人が参加しました。
今回のワークショップの目的は、日本の小・中学生が、女性の人生における教育の大切さを学ぶこと、また、途上国での女子教育支援プログラムについて考えることで、日本からの支援のあり方をより身近に感じることでした。
会場の様子
ワーク1 教育を受ける人生と受けられない人生を想像する
世界の言語の数や識字率に関するミニクイズでウォーミングアップをして、参加者の緊張がほぐれたところでワークへと移りました。
最初のワークでは、パキスタンでプランと一緒に活動している女性イルム・ヌールさんをモデルに、プラン・フレンズが考案した教材「イルムさんの手紙」と「イルムさんの2つの人生」を使用したアクティビティを行いました。 「支援を得て教育を受けることができたイルムさんの人生」と「教育を受けられず、たどっていたかもしれない人生」を比較し、教育を受けることの大切さを考える内容です。
ワーク2 女子教育支援プログラムについて考える
続いて2つ目のワークでは、「もし100万円の予算があったらどんな支援をするか」をテーマに、以下の4つの支援プログラムの優先順位と支援金額を決め、支援のあり方について考えました。
- 貧しい家庭の女の子に奨学金をあげる
- 学校で無料の給食を出す
- 貧しい家庭の女の子に制服と学用品をあげる
- 若いお母さんに職業訓練をする
グループワークで議論が白熱
各グループが優先順位や予算配分の理由について意見を出し合いました。
ゲストスピーカーのお話
国連食糧農業機関(FAO)バングラデシュ職員で、現在は日本に留学中のアクター・ルマナさんから、途上国の女の子の状況についてお話いただきました。
途上国では早すぎる結婚や、女の子に教育は必要ないという古くからの考え、児童労働(劣悪な環境での労働・家事労働・畑などでの労働)など、女の子が学校に通うのに多くの困難があること。それでも女の子が教育を受けるべき理由は、「学ぶこと、読み書きや人生に必要なスキルを身につけることは、人間にとって基本的な権利である」からと説明をいただきました。
ルマナさんのお話
みんなで記念撮影
プラン・フレンズは、また来年の夏休みにも小・中学生向けのワークショップを行う予定です。開催予定は決まり次第ウェブサイト上でお知らせします。
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