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【開催報告】「学生の私たちができること〜ジェンダー問題から始める国際協力〜」(9/9東京・市ヶ谷)
イベント
(更新)
2018年9月9日(日)に、プラン・インターナショナルの学生グループG-SChooLが、途上国のジェンダー問題について学び考えるイベント、「学生の私たちができること〜ジェンダー問題から始める国際協力〜」を開催しました。イベントには中学~大学生まで17人が参加しました。
学ぼう、学生の私たちが知らない現実を
第一部では、プランのプログラム部職員が「少数民族の初等教育の質の改善プロジェクトinベトナム&教育プロジェクトができるまでinジンバブエ」について、ジェンダー問題を交えながら報告しました。学生の皆さんにとって、実際に途上国へ行き、現場での活動に関する話を聞くことは貴重な機会となったようです。質疑応答ではたくさんの質問が参加者からあがり、途上国の現状に対するより深い理解を得ることができました。
職員による現地報告
ワークショップ:ジェンダー問題を発信しよう
第二部では、「学生の私たちが今できることは?」という点に着目し、参加者とG-SChooLメンバーが一緒に、途上国のジェンダー問題に関する啓発広告を作りました。ジェンダー問題の中でも、今回はとくに教育、権利、自立支援、そして保健という4つの分野に焦点をあて、それらの分野で存在する問題を1枚の広告にまとめました。はじめに皆でそれぞれの分野にある問題を話し共有し、どうしたら若い世代に届く発信ができるかを考えながら、啓発広告を作成しました。広告では、絵やキャッチコピーを使い、途上国での女の子のトイレ問題や、教育問題、また、権利を得る重要性についてまとめました。
最後に、今回のイベントで作った啓発広告をSNSに投稿してもらうアクションを実施。これは、SNSについた「いいね」の数に10円をかけた金額を、プランが実施しているラオスの「学校でのジェンダー平等促進プロジェクト」にG-SChooLが寄付するものです。
グループごとに課題を話し合います
完成した啓発広告
イベントを終えて
途上国にはさまざまな問題が存在します。なかでも、今回は「ジェンダー問題」に焦点をあて、中学~大学生という幅広い年齢層の方々に参加していただきました。日々の生活の中で、「途上国のジェンダー問題に、私たち学生が関わることなんてできない」と思う人がいるかもしれません。しかし、実際にNGO職員の話を聞いて学んだり、啓発広告を作ったりして現状を発信することで、「学生の私たちにでもできることはある」ということを参加者に感じてもらうことができました。
G-SChooLは、10月11日の国際ガールズ・デーにむけたアクションを計画していきます。順次ウェブサイトで報告していきます。今後の活動にもぜひご注目ください!
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