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【開催報告】プラン・ラウンジ9月 オンライン活動報告会「子どもたちが安心して学べる暴力のない学校を!~ジンバブエ~」

イベント

更新)

2020年9月19日、オンラインでプラン・ラウンジ9月「子どもたちが安心して学べる暴力のない学校を!~ジンバブエ~」を開催しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響によりオンラインで開催しており、日本・海外より多くの方にご参加いただきました。

ジンバブエにおける「多層的な危機」

プラン・インターナショナルの活動紹介後、2020年3月までジンバブエに駐在し、「暴力のない中学校づくり」プロジェクトを担当していたプログラム部の村松職員が、現在ジンバブエが直面している社会状況について説明しました。食料危機、経済危機、そして新型コロナウイルス感染症の蔓延、と3つの危機が重なり、ジンバブエでは貧困の連鎖が起き深刻化しています。

写真:教室が足りず、屋外で授業をする農村部の学校

教室が足りず、屋外で授業をする農村部の学校

合法化されていた学校での体罰

教育においては、前政権時代から力をいれてきたこともあり、初等教育の就学率、識字率は他のアフリカ諸国に比べて比較的高いジンバブエ。反面、児童生徒数に対して教室が圧倒的に不足していること、学校における暴力や虐待が蔓延していることなどが課題です。 体罰については、2019年まで合法だったこと、教師および保護者の間に体罰がもっとも効果的な指導方法であるという認識が定着していることが問題点としてあげられました。

写真:暴力から守られる権利があることを学び、広める子どもたち

暴力から守られる権利があることを学び、広める子どもたち

コロナ禍における活動

こうした背景から、「暴力のない中学校づくり」プロジェクトでは、学校設備の拡充に加え、学校での暴力や虐待を軽減するために、「褒めて伸ばす教育法に基づく生徒指導法」の普及を目指しています。プロジェクトの一環でジンバブエの教育省と協働し作成した、教師用のツールキットを用い、今後は、教師へのトレーニングを継続的にフォローアップしていく予定です。新型コロナウイルスの感染拡大により学校も休校となり、当初の計画の見直しを余儀なくされているものの、学校再開にむけて衛生用品の提供や、教師へのオンライン研修、保護者やコミュニティへの働きかけも少しずつ開始していることなどを説明しました。

写真:保護者や地元の住民への研修を実施

保護者や地元の住民への研修を実施

参加者の声

  • 教育や途上国支援に関して関心がありますが、実際に現場で状況を見たことがありません。今回、報告会という形でプラン・インターナショナルが行っている活動や、現状について知ることができ、貴重なお話を聞けました。ありがとうございました。
  • 私が想定していたよりも何倍も暴力を正当化している大人が多かったことに驚きを隠せなかったと同時に、暴力はいけないという意識を植えつけていかなければならないと感じました。
  • ジンバブエにも日本にも、褒めて伸ばす教育がもっともっと広がればいいなと思いました。子どもたちがよい社会を作っていける手助けをプランの皆さまがされていると思うと、皆で協力していくことは重要だと思いました。

写真:オンライン報告会の様子

ご参加くださった皆さま、温かいメッセージや感想をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました。

プランでは当面、感染症予防のため多くの方に集まっていただいての説明会の開催は控え、オンライン上での開催を予定しています。次回の開催は10月です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

次回の予定

2020年10月17日(土) 14:00~15:00

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