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【開催報告】プラン・ラウンジ4月「インドで性暴力被害に苦しむ女の子たち。生きる力を取り戻すための支援とは」

イベント

更新)

2023年4月22日に、プラン・ラウンジ4月「インドで性暴力被害に苦しむ女の子たち。生きる力を取り戻すための支援とは」をオンラインで開催しました。プラン・インターナショナルのご支援者や、途上国の女の子たちが直面している課題にご関心のある方など、100名を超える方々がご参加くださいました。
当日は、プロジェクトを担当する大重職員が登壇し、インドでの性暴力被害の現状やプランの取り組みについて、写真を交えて紹介しました。

インドにおけるジェンダーに基づく暴力の現状

写真:データを用いて説明する大重職員

データを用いて説明する大重職員

2021年に発表されたインドの国家犯罪記録局の調査によれば、インド国内で発生した女性に対する犯罪件数は、前年度より15%増加したというデータがあります。大重職員は、その背景に伝統的な家父長制やジェンダー不平等があるとして、国民の87%が「妻は夫に常に従うべきだ」と考えているという調査結果を紹介しました。また、インド政府もさまざまな対策を講じているものの、被害にあった女性のうち77%は、被害を誰にも打ち明けていないという実状を説明しました。

  • ※インド全国家族保健調査(National Family Health Survey) 2019-2021

「ケア」「司法」「予防」の3本柱で支援に取り組む

写真:プロジェクトの3本柱

プロジェクトの3本柱

続いて、プランがインドで実施している「暴力の被害にあった女の子を守る」プロジェクトを紹介。被害を受けた女の子や女性たちにむけて、以下の3つを柱に活動していることを説明しました。

  1. 心身の傷から回復して生きる力を取り戻す「ケア」
  2. ジェンダーに基づく暴力をなくすための意識啓発などの「予防」
  3. 公平な裁判を受けられる「司法」面での取り組み

具体的な活動例を、写真を示しながら紹介しました。

最後に「ジェンダーに基づく暴力をなくすためには、人々の意識を高めていくことが重要」との言葉で発表を締めくくった大重職員。質疑応答では、インドでの調査結果に驚く声や、男性だけでなく女性の意識も変えていかなくてはいけないという声が上がりました。また、ジェンダー規範が根強いインドでこうしたプロジェクトを実施している現地職員への労いの言葉も寄せられました。

参加者の声

  • 初めて参加しましたが、現状とプランの活動を具体的に知ることができて良かったです。気軽に質問しやすい雰囲気だったのもありがたかったです。
  • 日本で生まれ育ちましたがジェンダーの壁を感じています。世界に目をむけるとその何倍もの理不尽な扱いに苦しむ女の子や女性がいることを、ACジャパンのポスターをきっかけに気づかされました。私自身女性として、微力ながらも女性たちの力になりたいと思います。
  • 貴重なご報告をありがとうございました。相談支援の場にいる者として、関係機関との普段からの信頼関係づくりやキーパーソンの把握が大事なことも改めて痛感しました。

次回は、5月20日(土)に開催予定です。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

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