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【開催報告】プラン・アカデミー第6回(7/25・日比谷)
女の子だから
(更新)
Because I am a Girlキャンペーンやジェンダー平等について理解を深め、キャンペーンを多くの人に広めるアクターを養成するプラン・アカデミー。第6回は、コミュニケーションと男性の役割について考える講義を行ない、その後はプラン・カナダの事務局長兼CEOのローズマリーさんを迎え、国際ガールズ・デー制定の経緯やこれまで歩んだキャリアについてお話いただきました。
第6回 最終講義:~ジェンダーとコミュニケーション、男性の役割とは~
2015年7月25日(土)の第6回プラン・アカデミーでは、コミュニケーション部久保田職員より、アカデミー生がアクションを実施する際に情報発信する上での注意点を紹介。ジェンダーに基づく固定観念を再生産するのではなく、ジェンダーに基づく差別を顕在化させ、女の子と女性の価値を促進させる情報発信の大切さを学びました。
続いて、コミュニケーション部後藤職員より、ジェンダー平等達成に向けた男の子と男性の役割について紹介。男性自身も「男らしさ」の固定観念があることで、恩恵だけでなく代償を受けること、ジェンダー公正の実現には男の子や男性の参画が不可欠であることを学びました。
午前のセッションの様子
ローズマリーからのメッセージ:~乗り越えられない試練などない~
カナダ政府とともに国際ガールズ・デー制定を国連に働きかけた立役者であるプラン・カナダの事務局長兼CEOのローズマリー・マカーニーを迎えました。典型的なキャリアに納まるのではなく、自分の本当の情熱、興味を追求した結果、プランに巡り合ったこと、世界中の子どもの権利の実現のために、プラン・カナダの組織体制や経営モデルを創り、カナダ国内で最も大きいNGOの一つに成長させた経験を語りました。
最後に、「物事には、色々な障壁があるかと思います。ただ、一番ブレーキをかけているのは、私たち自身なのではないでしょうか。思い切って始めれば、半分達成したも同然です。私は、『乗り越えられない試練などない』と信じています」という力強いメッセージが伝えられました。
講演するローズマリー
参加者の声
- ローズマリーさんの講演がとても刺激的で、今後、国際開発で働く上で必要なことや自分の人生の選択など本当に勉強になりました。(Sさん)
- お話の中で「何になりたいのかではなく、何をするのか」という言葉がありましたが、他の受講生と同じような話をしていたので、勇気付けられました。(Oさん)
- アカデミー生の一体感が出てきて、意見がたくさん出てくるようになってよかったと思いました。(Mさん)
- ローズマリーさんのパワフルさに圧倒されました。彼女の言葉に心が動き、今まで踏み出せなかった一歩が踏み出せる気がしました。(Iさん)
アクションがいよいよ始動。~仲間と共に、一歩踏み出そう!~
講演のあとは、Because I am a Girlキャンペーンを広めるアクションを企画するグループ分けを行いました。これまで講義で学んだことを活かし、イベント企画、学校での出前授業、地域に根ざした活動、メディアに現れるジェンダーの研究、政策提言など、さまざまグループが形成されました。
今後、10月11日の国際ガールズ・デーを盛り上げるために、さまざまなアクションが展開されます。ご期待ください。
目的を同じくする仲間とアクションを考えます
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参加者の声