- 国際NGOプラン・インターナショナル 寄付・募金で世界の女の子を支援
- NEWS一覧
- ミシェル・オバマさんにプランの女の子代表が女子教育支援をうったえ
ミシェル・オバマさんにプランの女の子代表が女子教育支援をうったえ
女の子だから
(更新)
2015年9月29日、国連総会に参加するためにフィリピンからN.Y.を訪れていた女の子の代表、16歳のヌルファハダさんが、第44代アメリカ合衆国大統領夫人であるミシェル・オバマさんとともにパネル・ディスカッションに登壇しました。
ミシェル・オバマさん、シャーリーズ・セロンさん、プランの女の子の代表が登壇
左からジュリア・ギラードさん、
シャーリーズ・セロンさん、
ミシェル・オバマさん、
ヌルファハダさん
「教育を受けた女の子のチカラ」と題したイベント(雑誌のGlamour主催)には、ミシェル・オバマさんのほか、オーストラリアの元首相ジュリア・ギラードさん、俳優のシャーリーズ・セロンさんらが登壇しました。そしてフィリピンにあるプランの活動地域から、女の子の代表としてヌルファハダさんが登場。会場には1000人の女の子たちや世界のリーダーたちが詰め掛けました。
「私は、世界の女の子たちのために、今ここで皆さんにお話しています。私たち女の子がもつ権利の実現のためです。世界のリーダーの皆さんは、それを実現させることができるはずです」ヌルファハダさんは、多くの来場者を前に、堂々と意見を述べました。また、ミシェル・オバマさんについて「ステージに上がる前、彼女は“大丈夫。あなたはきっとできる”と何度も私に言って励ましてくれました。本当にやさしい人です」と後に感想をもらしました。
ミシェル・オバマさんは、ヌルファハダさんや会場の女の子たちに向けて、アドバイスしました。「あなたを傷つけたり落ち込ませたりするような人と一緒にいると、成功することはできません」
「持続可能な開発目標」に女の子の意見を!
ヌルファハダさんは、2030年までの新たな開発目標となる「私たちの世界を転換する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(Transforming Our World: 2030 Agenda for Sustainable Development:以下、「持続可能な開発目標」)を策定する国連総会(9月25日~27日)に参加するため、プランの活動国から集まった9人の女の子の一人です。
他に、ケニア、パキスタン、ブラジルから女の子たちが参加しました。彼女たちは、「持続可能な開発目標」に含まれている女の子の権利やジェンダー平等の促進が確実に実施されるよう、世界のリーダーたちに早すぎる結婚の撲滅や教育支援の強化をうったえたり、メディアからの取材に応じたりと精力的に活動しました。
9人の女の子の代表で記念撮
溺死したシリア難民の幼い男の子を追悼してイマジンを熱唱するシャキーラ
国連総会でのマララさんのスピーチを聴きました
オーストラリアの「女性と女の子のための大使」と
スペインの新聞記者から取材を受けるケニアの女の子
モザンビーク出身の政治家で、ネルソン・マンデラの夫人でもあったグラサ・マシェルと
「思春期の女の子憲章」を発表
国連総会に参加し、各国政府が「持続可能な開発目標」が採択される過程を目の当たりにした女の子たち。自国の仲間の女の子たちから託された意見や各国政府への要望を、「思春期の女の子憲章」にまとめあげました。
- すべての女の子、男の子たちが、無料で衡平で質の高い初等・中等教育を受けることができるようにする
- 世界中で、すべての女性と女の子に対するあらゆる形態の差別をなくす
- すべての女性と女の子に対する、公私の場でのあらゆる形態の暴力をなくす
- 早すぎる結婚、強制的な結婚、そして女性性器切除といった有害な慣習を撲滅する
- リーダーシップを発揮できるよう、意思決定のあらゆるレベルへの女性の効果的な参加と機会の平等を保証する
9人の女の子たちが帰国ののち、地域や国のリーダーとなって後に続く女の子たちのロールモデルとなっていくことが期待されます。
あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。
公式SNS
世界の子どもたちの今を発信中