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10月11日は国際ガールズ・デー~女の子や女性が社会で活躍できる世界に~
女の子だから
(更新)
世界中で女の子が男の子と平等になったら、世界はどのように変わるでしょうか。世界中の女の子や若い女性たちが社会に影響を及ぼすようになったら、世界はどのように変わるでしょうか。
国連が10月11日に定めた国際ガールズ・デーは、世界の女の子たちが置かれている困難な状況に光をあてて、彼らが持つ可能性を最大限に発揮できるような社会に変えていくための日です。
女の子や女性への差別をなくすため
世界のあらゆるところで、女の子や女性はなんらかの差別や不公正に直面しています。良質な教育の機会が閉ざされ、社会において男の子や男性と対等な役割を果たせずにいます。自分の身体や人生に直接関係する性と生殖、保健などの問題において自分で決めることができず、そのうえ暴力の危険にもさらされているのです。
女の子や女性の可能性を発揮できる社会へ
ジェンダー平等の達成に必要な6つのポイント
こうした状況は変えることができます。2015年、国連は2030年までにジェンダー平等を達成する事を含めた「持続可能な開発目標」(以下、SDGs)を採択しました。目標を達成するのは容易なことでありませんが、次の6つのポイントをふまえて、今から必要な行動を起こせば不可能ではありません。
- 適切な法的枠組みの整備:国際的な人権条約に、女の子についての直接的な文言を盛り込む。また、それに向けた機運をつくる
- 草の根レベルの取り組みの推進:女の子の権利についての地域レベルでの取り組みの流れを維持して、より一層強化する
- 各国政府への働きかけ:SDGsの達成に向けた政府の取り組みを後押しする
- 女の子の統計データの整備:女の子の問題が政府や自治体の課題として取り上げられるために、女の子に関する統計データの指標を整備する
- 連携の促進:政府やNGO、企業などの連携を進める
- 資源配分での工夫:民間部門を含め、資源の配分方法を変える
「Takeover」アクションで変化をアピール
SDGsの達成には、こうした変化を起こすことが欠かせません。プラン・インターナショナルは、2016年の国際ガールズ・デーでは、女の子と女性たちの可能性と、変化の必要性を世界に広く伝えるために、女の子たちがその日一日、各国で社会の指導的な立場につく「Takeover」アクションを実施します。一日大統領や一日財務大臣を女の子がつとめる国もあります。日本では、ルワンダから来日する女の子2名が埼玉県上尾市立東中学校の一日校長先生をつとめました。各国での「Takeover」の様子は後日、ご報告します。
世界各地で「Takeover」アクションが予定されています
国会議事堂に集った女の子たち~スペイン~
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