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女の子たちの未来を応援~10月11日国際ガールズ・デーのプランの訴え~
アドボカシー
女の子だから
(更新)
10月11日は、国際ガールズ・デー。
女の子の権利の保護と促進のために、広く国際社会が取り組みを進めるよう呼びかけ、働きかける日です。プラン・インターナショナルの働きかけにより2011年12月に国連で制定されました。
第6回を迎える2017年の国際ガールズ・デーは、アクション「Girl’s Leadership(ガールズ・リーダーシップ)」(提言に向けた参加型の活動)を通じ、若い女性と女の子たちの生活に直接影響を与える政治的・経済的・社会的な分野で、女の子たちがリーダーの立場につくのを応援します。
世界を取り巻く潮流
2016年の国際ガールズ・デー以降、各国で法改正が進み、女の子たちの権利と保護を確実にする進展がみられました。(参考記事はこちら)半面、民主主義や市民社会に広く存在した寛容さが狭まり、排他的な傾向も見られ「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成への影響も懸念されています。
地球上でもっとも差別されているグループである女の子と若い女性は、こうした傾向がもたらす結果を強く受けるグループです。女の子たちが家庭やコミュニティ、国のなかで置かれている状況と、それに立ちむかい声を上げようとする様子が、2017年のBecause I am a Girlレポート「女の子の力を解き放て!」のなかに多く語られています。彼女たちが質の高い教育を受け、もてる潜在能力を最大限に発揮できるようにするために、全世界的な行動が求められています。
2016年学校での女の子への暴力防止と教育の推進を訴える(ウガンダ)
Girl’s Leadership(ガールズ・リーダーシップ)~女の子が変える未来~
2017年は60カ国500以上(2017年10月11日時点)の国の機関や企業や団体で、これまでにない人数でGirl’s Leadershipを実施し、リーダーや影響力のある地位を占め、女の子たちの権利の保護と推進を世界に明確に伝えます。
世界中の女の子たちがGirl’s Leadershipを通じて、女の子の権利保護が政治的優先事項であることを伝えるのみならず、女の子や若い女性が指導者や意思決定者として進出し、彼女たちが直面している大きな挑戦に、世界が耳を傾けるように働きかけることが重要です。
2016年国連で女の子の権利とジェンダー平等を訴えるエルサルバドルの女の子
2017年の国際ガールズ・デーに、プランは以下のことを訴えます
- 目に見えない存在とされてきた女の子たちの存在を明らかにし、女の子の権利のための行動に参加を促す
- 女の子自身が明らかにした問題に、優先順位をつけ多くの対話を通じて、すべての女の子が学び、リーダーシップを発揮し、自分の人生に関することを決定し、よりよい人生を生きられるようにするための解決策を見つける
- 人々の考える、女の子の可能性についての認識を変え、新しい世代の女性のリーダシップの確立を助け、変化を創造する能力を身につけるのを支援する
- プランと協働するパートナーたちとともに、世界中の女の子と協力し、女の子があらゆるレベルで政治的、経済的、社会的リーダーの地位につくことを目指す
社会での発言力や影響力をもつことは、女の子にとっての継続的な挑戦が課題です。あらゆる場において力は、いまだ男性の手に集中しています。プランCEOアンネ・ビルギッテ・アルブレクトセンは言います。
「ジェンダー平等は、貧困への取り組みから健康の増進、経済発展にいたるまで、すべての開発目標においてその達成を促すことができます。女の子を大切にし、権利を促進し、彼女たちの未来に投資すれば、すべてを勝ち取ることができるのです」
プランCEO ABアルブレクトセン
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