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ロヒンギャ難民緊急支援から一年

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2017年8月末からミャンマーのラカイン州で発生した暴動とその混乱が原因で、約70万人のロヒンギャ族の人々が難民となり、隣国バングラデシュへ逃れました。その多くが子どもと女性です。アジア最大規模の人道危機として拡大し、いまも90万人以上のロヒンギャ族の人々がバングラデシュのコックスバザール県にある難民キャンプで暮らしています。

写真:ロヒンギャ難民の発生から一年

プラン・インターナショナルは、ミャンマーからの大規模難民流入が発生した直後の2017年9月より、コックスバザール県で支援を展開。この一年間に、ロヒンギャ難民および難民を受け入れているホストコミュニティを対象に、「水と衛生」「子どもの保護」「教育」の3つの分野で支援を行いました。

ロヒンギャ難民の58%以上は18歳未満の子どもであり、子どもたちを取り囲む緊急事態であるともいえます。多くの支援団体が現場でさまざまな支援に取り組んでいるにも関わらず、いまだに45万3000人の子どもや若者が教育分野での支援を必要としています。

現在、難民キャンプ内では教育の機会が著しく制限されており、多くの女の子たちは学校に通うことができません。また、治安上の理由から、仮設住居から一日中外に出られない女の子たちもいます。

写真:衛生用品キットの配布を待つ人々

衛生用品キットの配布を待つ人々

写真:衛生用品キットの配布

衛生用品キットの配布

写真:娘をもつ親たちにとってキャンプは安全ではありません

娘をもつ親たちにとってキャンプは安全ではありません

写真:バングラデシュ国統括事務所長 オルラ・マーフィー
バングラデシュ国統括事務所長 オルラ・マーフィー
「人道危機発生からすでに一年が過ぎ、緊急期の支援だけではなく、子どもたちの未来を見据えた長期的な支援に移行する時期が来ています。女の子たちは将来、収入を得て、独立して暮らしていくために、そしてコミュニティにもっと貢献できるようになるため、皆教育を受けることを望んでいます。けれども、そのような願いを叶えるための機会があまりにも限られているのです」

長期化している避難生活のなかで、大人の難民だけではなく、難民キャンプに住む女の子にとっても、将来への夢や希望をもち続けることが重要です。難民キャンプで前を向いて行動している女の子たちを紹介します。

3人はキャンプへ新たに到着する人たちを歓迎するグループに参加しています / ©プラン・インターナショナル

3人はキャンプへ新たに到着する人たちを歓迎するグループに参加しています / ©プラン・インターナショナル

たとえ外出できても、遠くまで一人で出かけるような「冒険」はしません / ©プラン・インターナショナル

たとえ外出できても、遠くまで一人で出かけるような「冒険」はしません / ©プラン・インターナショナル

地域社会からのプレッシャーがあり、ヒジャブ(頭を覆うもの)なしで出かけるのを恥ずかしく感じます / ©プラン・インターナショナル

地域社会からのプレッシャーがあり、ヒジャブ(頭を覆うもの)なしで出かけるのを恥ずかしく感じます / ©プラン・インターナショナル

唯一学校に通っている友だち。学校の数が不足しています / ©プラン・インターナショナル

唯一学校に通っている友だち。学校の数が不足しています / ©プラン・インターナショナル

「私の夢は、いつかミシンを手に入れ、トレーニングを受けて、自分のビジネスを立ち上げること」 / ©プラン・インターナショナル

「私の夢は、いつかミシンを手に入れ、トレーニングを受けて、自分のビジネスを立ち上げること」 / ©プラン・インターナショナル

3人はキャンプへ新たに到着する人たちを歓迎するグループに参加しています / ©プラン・インターナショナル

たとえ外出できても、遠くまで一人で出かけるような「冒険」はしません / ©プラン・インターナショナル

地域社会からのプレッシャーがあり、ヒジャブ(頭を覆うもの)なしで出かけるのを恥ずかしく感じます / ©プラン・インターナショナル

唯一学校に通っている友だち。学校の数が不足しています / ©プラン・インターナショナル

「私の夢は、いつかミシンを手に入れ、トレーニングを受けて、自分のビジネスを立ち上げること」 / ©プラン・インターナショナル

プランは、現在ユース・クラブを運営し、子どもたちと若者たちのための教育プロジェクトを実施しています。また、家族と離れ離れになった子どもたちの再会にも取り組んでいます。2018年9月からは、ジャパン・プラットフォームからの支援を受け、日本人職員をバングラデシュに派遣し、ロヒンギャ難民およびホストコミュニティの教育支援を実施する予定です。

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