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国連総会で深まる連帯~ジェンダー平等を目指して~

アドボカシー

女の子だから

更新)

第73回国連総会が、2018年9月18日から10月1日の期間、ニューヨークの国連本部で開催されました。今年のテーマは、「国連をすべての人々に関連するものに:平和的かつ公正で持続可能な社会のためのグローバル・リーダーシップと責任の共有」。ジェンダー平等、移民と難民、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)などの優先事項に焦点が当たりました。

政府、国連機関と協力してイベントを実施

プランは、9月24日、「危機状況下における思春期の女の子の権利とニーズに応えよう」をテーマに、デンマーク、フィリピン政府、UNOCHA(国連人道問題調整事務所)、ユニセフとともにイベントを実施しました。 議長を務めたプランのCEOアンネ・ビルギッテ・アルブレクトセンは、思春期の女の子たちがもっとも危機にひんしている問題として、南スーダン危機、ロヒンギャ難民、そしてチャド湖周辺における紛争を挙げ、たとえ危機状況下であっても、女の子への教育は権利であり、最重要課題の一つであることを改めて提起しました。

写真:GIRLS IN EMERGENCIES ARE DROPPING PUT OF SCHOOL

危機下では学校に通い続けられる15歳以上の女の子が激減

女の子の教育は、国際的な最重要課題

9月25日には、フランス、カナダ、ケニア、マリ、ニジェールとイギリス政府が主催した「12年間の教育が導くもの。女の子を取り巻く障壁を取り除こう。誰一人取り残さないために」をテーマにしたイベントが開催されました。主催国の首脳陣も集まり、危機状況下のみならず、女の子への教育を国際社会が支えていくことが改めて認識されました。

イベントには、ウガンダの首都カンパラでプランとともに活動するファリダーさんが参加し、これまでの体験を語ってくれました。ファリダーさんは、自らの体と引き換えに学費を工面してもらっていたことから、14歳で妊娠・出産し、学校への復帰を求めましたが3つの学校から拒否されました。そして、こうした女の子たちの状況を変えるための活動家になる道を選びました。「私一人では女の子たちの状況を変えることはできません。皆さんも、私とともに立ち上がってもらいたいのです」とファリダーさんは、政府、国際機関やNGO関係者に向かって訴えました。

写真:メイ首相(英)、マクロン大統領(仏)、トルドー首相(加)らとともに立つファリダーさん(左から2人目)

メイ首相(英)、マクロン大統領(仏)、トルドー首相(加)らとともに立つファリダーさん(左から2人目)

国際的な歩みを前進させるために

2018年の国連総会では、プランが長年取り組んでいる「ジェンダー平等」について、とくに推進すべき課題として広く認識されています。デンマーク、オランダ、ノルウェー政府は今後数年かけて、女子教育を推進するための資金を拠出していくことを約束しました。

イギリス政府は、女子教育のなかでももっともニーズの高い地域を特定できるよう、ユネスコを通じて統計データの収集を支援することを決めました。また、2019年に主要国首脳会議(G7)の議長国となるフランスのマクロン大統領は一般演説で、ジェンダー不平等のトピックは、引き続き次回G7フランス の優先的議題として挙げられることになると述べました。こうした世界的な歩みは、プランが掲げる「2022年までに1億人の女の子の生活を変えるために活動する」という目標とも軌を一にするものです。今後も、こうした動きをさらに加速させるため、各国のリーダーに働きかけていきます。

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