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国際女性デーに寄せて、理事長池上清子からのメッセージ

女の子だから

更新)

プラン・インターナショナルは、毎年3月8日の「国際女性デー」に寄せて、女性たちを取り巻く課題とその解決にむけた取り組みを広く社会へ呼びかけています。ジェンダー問題への関心がますます高まるなか迎えた「国際女性デー」、この日の意義について考えます。

国際女性デー

2021年、新型コロナウイルスの感染拡大により世界が一変した今、新たな日常との付き合い方を誰もが模索していると思います。「自分らしい生き方」とは何か、悩む女性も多いかもしれません。そんなとき、先駆者として時代を切り開いてきた先輩たちの人生は大いに参考になるのではないでしょうか。
日本人として、そして女性としてはじめて国連難民高等弁務官に就任した緒方貞子さんと、女性初の衆議院議員となった加藤シヅエさんのお2人の顔がすぐに思い浮かびます。緒方先生は、女性の社会進出が十分にすすんでいない時代に、プロフェッショナルとして、難民支援と国際協力の仕事を全うされました。加藤先生は、女性の健康と権利向上のために、男性の世界だった政治の世界に身を投じ、生涯を捧げられました。
お2人とも、「女性だから」「男性だから」という根強い固定観念を覆し、自分らしい生き方を貫き、ひいては「誰一人取り残されない」社会の実現に貢献されました。

残念ながらジェンダーを取り巻く状況が、お2人の先生が活躍された時代とそう大きく変わっていないことを痛感するような出来事は、日本でも起きています。私は社会を変えるためには、まずは私たちの足元から見つめなおし、身近な問題から解決するしかないと思うのです。それは家庭や職場から起きた変化から広がり、その結果、日本、ひいては世界が変わることにつながります。そして、誰もが生きやすい、暮らしやすい社会の根本は、その人らしさが生かされることであり、人への思いやりであり、人と人との関係性であり、価値観の共有なのだと感じます。
国際女性デーにはぜひ、先駆者となった先輩たちの生き方に思いを馳せ、誰もが自分らしく生き、互いの考えや思いを尊重し理解しあう世界の実現のために、一人ひとりができるアクションを考えるきっかけにしてほしいと思います。

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事長
池上清子

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