事務局長退任のご挨拶｜国際NGOプラン・インターナショナル　寄付・募金で世界の女の子を支援

事務局長退任のご挨拶

2019年6月末日をもち事務局長佐藤活朗が退任します。
2010年7月に着任し、2011年3月に起きた東日本大震災では、日本のプラン・インターナショナルとして初となる国内での災害緊急支援の指揮をとり、これに続く国内各所での緊急支援の基盤を作りました。在任期間中は、プラン支援者の会をはじめ、さまざまな場でご支援者の皆さまと交流し活動を支えていただきました。この場を借りて退任のご挨拶を申し上げます。

挨拶

2010年7月の着任から、多くの皆さまに温かいご協力を賜り、誠にありがとうございます。このたびプランから「卒業」いたします。振り返ると、職員とともにこの間に直面したいろいろな課題を乗り越え、前をむいて取り組む姿勢を強めてこられたのは、支援者の皆さまや子どもたちからもらう有形無形のパワーに支えられてのことだったと、あらためて感じます。仕事に追われながらも、感動、共感する機会を数多く経験させていただき、少しすり減った自分がそのたびに勇気・元気づけられ、明日の力になることを幾度となく実感してきました。

写真：2011年9月東日本大震災半年後の報告会での挨拶

2011年9月東日本大震災半年後の報告会での挨拶

多くの現場訪問で接した子どもたちのさまざまなありかたからは、人類の未来である子どもの人権の大切さに加えて、困難のなかにあっても希望を持つことの大切さを学びました。また、支援者の皆さまから寄せられるメッセージは職員一同にとり何よりの励ましであり、自らを振り返る貴重な機会でした。

今後は、専務理事棚田雄一が事務局長を兼任いたします。新たな体制のもとで、プランが支援者の皆さまの期待を受け止め、内外の子ども・女の子たちに寄り添い、未来作りに果敢に挑戦していくことを確信しています。
あらためて支援者、関係者各位の変わらぬご支援、ご協力に篤く感謝申し上げるとともに、皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。ありがとうございました。

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
事務局長　佐藤　活朗