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【第1報】レバノン ベイルート爆発~プラン現地事務所も被害、懸念は子どもたちへの影響~
お知らせ
(更新)
2020年8月4日、レバノンの首都ベイルートで発生した大規模な爆発により、死者136人、負傷者5000人以上、家を失った人は30万人にのぼっています。
プラン・インターナショナルは2015年から、多くのシリア難民が暮らすレバノンで活動しています。シリア難民と難民を受け入れているレバノンのホスト・コミュニティにおいて、子どもの保護や性と生殖に関する健康の向上に取り組んでいます。
被害を受けた港湾地区
コリン・リー レバノンのプラン・インターナショナル国統括事務所長
「被害の全貌は徐々に明らかになってきましたが、私たちは子どもや地域の人々の生活への影響を非常に懸念しています。現時点で、被害状況をすべて把握するのは大変困難です。被害はかなり広範囲にわたっていて、人々は大混乱に陥っています。爆発のあった港近くの多くの建物同様、プランの事務所も爆風でガラスが割れ、負傷した職員2名が自宅で療養中です。レバノンは2019年10月から社会経済状況が急激に悪化して国内状況が大変ななか、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が追い打ちをかけていました。そのような状況での大惨事です。生活必需品を売っていた店が入っていたビルは瓦礫と化し、貧しい家族は吹き飛ばされた家の窓やドアをどうすることもできずにいます」
被害を受けた港湾地区の様子
現在、プランは、必要な支援をいち早く届けることができるように、関係機関と連絡を取り合っています。
これまで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行しているなかでも、プランはレバノンにおいて、シリア難民支援活動を継続してきました。今回の爆発の被害への対応に加えて、これまでの活動が継続できるよう事態を注視しています。
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