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中米に大型ハリケーン「イオタ」が襲来
お知らせ
(更新)
2020年11月14日に大西洋で発生した熱帯低気圧「イオタ(Iota)」は、カテゴリー5の最強のハリケーンとなり、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアで広範囲にわたる被害をもたらしています。中米の一部地域は2週間前にも、ハリケーン「イータ(Eta)」の被害を受けたばかりです。度重なるハリケーン被害のなか、プラン・インターナショナルは引き続き緊急支援を実施しています。
被害状況
暴風や洪水による家屋の損壊や倒木、道路の冠水などが報告され、多くの人が住む家を失っています。政府の統計によると、11月16日の時点で、ホンジュラスでは5万5300人、グアテマラでは1万7600人が避難所に身を寄せています。ニカラグアでは、全国の561の避難所に4万8000人が避難しています。
洪水被害に遭ったコミュニティ
冠水した道路で立ち往生する人々
ベロニカ・ザンブラノ プランのホンジュラス国統括事務所長
「ホンジュラスは、歴史上最悪の人道的危機に直面しています。新型コロナウイルス感染症により、すでに10万人以上が感染、約3000人が亡くなっています。また、デング熱も流行し、2万人以上が感染しています。こうした健康被害が起きているなか、最初のハリケーン「イータ」が直撃し、国の北部地域を浸水させ、住宅、作物、農業生産に計り知れない損失をもたらしました。そして、最大級のハリケーン「イオタ」が再び国を襲い、緊急支援を妨げるだけでなく、公共インフラやサービスにさらなる被害を与え、国全体が危機に直面しています」
プランの対応
プランは、被災している4カ国で緊急支援を実施しています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延を防ぐために必要な安全な水、食料、衛生キット、生理用ナプキン、子どもの遊び道具や備品などコミュニティが必要としている緊急物資の配布を行っています。また、避難所での虐待や性的暴力などから、子どもたち、とりわけ女の子を保護することは最優先事項です。防止のための監視や調査にも取り組むことが不可欠です。緊急支援物資の配布と合わせ、プランは子どもの保護にも重点を置き取り組んでいます。
グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアのチャイルドとご交流中のスポンサーの皆さまへ
皆さまが交流するチャイルドと家族については、現在のところ人命に関わる被害の報告はありません。チャイルド個人に大きな影響等がある場合は、個別にご連絡を差し上げます。
- ※中米地域に対する緊急支援活動については、日本での寄付募集は行っておりません
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