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「常識を変えた」女性たちのストーリー~エクアドル・ケニア~
お知らせ
(更新)
現在プランは、「ともに途上国の『常識』を変えていく。」というメッセージでキャンペーンを展開しています。プラン・インターナショナルの活動に参加し、「暗黙のルール」を取り払い、前向きに歩む女の子のエピソードをご紹介します。
困難に直面しても夢をあきらめないで
ジャズミーナさん(23歳)~エクアドル~
私は17歳のときに妊娠し、結婚しました。息子を出産し半年が経った頃、エクアドルで大地震*が発生。私の住む地域にも大きな被害がありました。私は被災した子どもたちのために役に立ちたいと、プランが開いた子どもひろばでボランティアとして働きました。その後もプランの活動に参加し続け、奨学金を得て復学。トップの成績で中等教育を修了することができました。
プランと出会って、私は私自身の「声」を見つけました。プランの活動を通じてリーダーシップスキルを高め、人前で話すことができなかった私が、コミュニティの代表になれたのです。今は、女の子や女性の安全を守るために、村の全域に街灯を設置する取り組みをすすめています。
「早すぎる結婚をしないで」と伝える
子どもや若者たちには、早すぎる結婚をしてはだめ、自分の夢の実現にむけて一所懸命勉強してほしい、と伝えています。たとえ今困難に直面していても、将来何かを成し遂げることは不可能ではないのですから。
- *2016年4月16日にエクアドル太平洋沿岸で発生したマグニチュード7.8の地震。死者660人、約8万人が家屋の損壊等で避難生活を余儀なくされた
有害な慣習から娘たちを守りたい
エリザベスさん(28歳)~ケニア~
私はマサイ族のコミュニティに住んでいます。村には女性性器切除(FGM)の慣習があり、私も13歳で結婚させられる前に施術を受けました。
FGMが有害な慣習だと知ったのは、昨年、プランの「コミュニティの貯蓄貸付グループ」に参加したことがきっかけでした。このグループは、女性に経済的な安定をもたらし、家計を支えられるようになることを目的としています。その一方で、グループの集会ではFGMや早すぎる結婚の問題についても議題として取り上げ、もし10代で早すぎる妊娠をした女の子がいたら、結婚させるのではなく、学校に戻って教育を継続できるよう後押ししています。
プランの活動が地域全体の意識を変えた
現在11歳と14歳になる娘がいますが、娘たちには決してFGMを受けさせません。健康に悪影響を及ぼす危険があるうえ、周囲からは、「結婚の準備ができている」と受け取られかねないからです。
また、私たちの文化では、女性が何かを決めることは許されていません。でも、母親たちが貯蓄グループに積極的に参加することで、男性も徐々に女性の声を聞いてくれるようになってきました。プランの活動で、地域の意識が変わったことを実感しました。
女の子たちが直面している
「常識」を変えれば、
世界を前向きに
変えていくことができます。
詳しくは 特設サイトをご覧ください。
あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。
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