新年明けましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に加え、紛争や自然災害、食料危機といったさまざまな脅威にさらされた1年でした。2022年が世界中の人々にとって平和な1年となることを願わずにはいられません。
プラン・インターナショナルは、今年も「誰も取り残さない」社会の実現を目指し、皆さまとともに歩んでいきたいと考えております。
新たな年の始まりに、活動地域の子どもや若者、職員たちからのメッセージをご紹介します。

シリナさん 17歳(バングラデシュ)
「私が暮らす村には冬になると寒波がやってくるので、厳しい寒さから身を守ることが課題でした。
『災害に強い学校づくり』プロジェクトで災害リスク管理の研修を受け、
若者グループの皆と、特に貧しい世帯に毛布を配布する活動を始めました。
これからも、この取り組みをさらに広げていきたいです」

鈴村久美子職員(ラオス駐在)
「『少数民族の子どもの教育』プロジェクトも最終年度を迎えます。
コロナ禍での活動には困難も多くありますが、プロジェクトが終了した後も効果が持続できるよう、
チーム一丸となって取り組みたいと思います」

シダさん(左)とミウさん(右) 5歳 幼稚園児(ラオス)
「幼稚園で塗り絵をするのが大好き」と話す少数民族の子どもたち。
プロジェクトでは、民族語を母語とする子どもたちが、小学校の授業で公用語として使われるラオス語を、
就学前に習得できるよう支援しています。

ユージェニーさん 12歳(ブルキナファソ)
「私が暮らす地域には、お金を稼ぐために途中で学校を辞め、金の採掘場で働いている子どもたちがいます。
私も家庭の事情で学校に通っていませんでしたが、プランの支援を受け小学校4年生に編入できました。
将来は学校の先生になるのが夢です」

ドナティアンさん 11歳(トーゴ)
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で家計が苦しくなり、学校を辞めなければなりませんでした。
でも、復学支援のおかげでまた学校に通えるようになったのでとてもうれしいです」

ムサさん 19歳(マリ)
「幼いころ、学校に通っていない子どもたちを対象とした代替教育プログラムに参加したおかげで、今では高等学校で学んでいます。
すべての子どもたちに、私と同じように学校に通い成長できる機会を届けられるよう活動していきたいです」

皆木昭宏職員 後列左(グアテマラ駐在)
「『先住民族の女の子の収入向上』プロジェクトも2年目に入るところです。
これまで自給用に作っていたトウモロコシを、学校給食用に販売することを目指して、若者たちにむけて野菜作りの研修を行っています。
対象地の若者たちが少しでも未来に希望を持てるよう引き続き活動していきます」

マリーさん 21歳(グアテマラ)
「学校に行っていない女の子を対象とした、野菜作りで収入向上を目指すプロジェクトがあると聞き、私も参加しました。
2022年には、自分で植えたトマトの収穫ができるので、とても楽しみです。
野菜作りについて少しでも多くのことを学び、収入につなげたいです」

クララさん 15歳(ボリビア)
中南米の国々では、女性への暴力が起こる要因のひとつに、社会に根強く残る男性優位の伝統的な考え方「マチスモ」があります。
クララさんは、プランが中南米11カ国で実施している「We Believe in Girls(女の子の可能性を信じる)」キャンペーンに参加し、
ジェンダー不平等をなくすための啓発活動に取り組んでいます。「誰もが差別されない、平等な社会になることを願っています」
活動地域の子どもや若者たちは、困難な状況下にあっても、希望を胸に前進しようとしています。ひとりでも多くの子どもたちが、各々が持つ能力を高め人生の選択肢を広げられるよう、2022年も世界各地で活動を展開していきます。皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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