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【動画】デンマークのミュージックビデオ~未来への準備はできている! Girls Rights=Human Rights~

動画

更新)

女の子は、年齢と性別によりさまざまな差別を受けています。毎年何百万人もの女の子が学校を卒業できず、早すぎる結婚をし、虐待され、まだ幼いうちに妊娠しています。でも、女の子の権利が尊重される社会が実現すれば、世界中がその恩恵を受けられるはずです。

デンマークで作成されたミュージックビデオは、女の子や若い女性が夢をもち続けることができたならば、その実現の可能性がどれほど大きいかを表しました。女の子たちの教育の機会を奪い、将来を自分で決めることができない現状が、世界のどれだけ多くの才能や国の発展、経済的成長の機会を逃してしまっているかを明らかにしています。

歌っているのはデンマークのミュージカル歌手でプランのユース・アンバサダーのアンドレアさん、デンマークでもっとも評価の高い音楽プロデューサーの一人クワン・パドレさんがプロデュースした、最新鋭のミュージックビデオです。動画に登場するのは、テコンドー選手、ボクサー、グラフィティ・アーティスト、eスポーツ選手など、それぞれの分野で活躍する才能豊かな女の子たちです。

写真:デンマークで作成されたミュージックビデオ

未来への準備はできている! Girls Rights=Human Rights(デンマーク)/ プラン・インターナショナル(3分19秒)

動画に登場した女の子たちの声をご紹介します

アンナ・サバさん、アンドレアさん 22歳の双子の姉妹 歌手 エチオピアの孤児院から養子となりデンマークで暮らす

写真:アンナ・サバさん、アンドレアさん 22歳の双子の姉妹 歌手 エチオピアの孤児院から養子となりデンマークで暮らす

「もしいまもエチオピアで暮らしていたら、私たちの生活はまったく違ったものになっていたでしょう。女の子は男の子と同じようには扱われません。女の子は家の中に居て、家のことをする、学校へ通えません」(アンナ・サバさん)

「私は歌うのが大好きで、小さいころから歌ってきました。今はミュージカル『ザ・ボディガード』のホイットニー・ヒューストン役で主役を演じています。もしエチオピアにいたら、同じような機会はなかったと思います。アンナと一緒に、私はプラン・インターナショナルを通してエチオピアのチャイルドのスポンサーになり、私たちが生まれた国に変化をもたらすために活動しています」(アンドレアさん)

ニキータさん(16歳)、レイヤルさん(20歳)テコンドーの選手

写真:ニキータさん(16歳)、レイヤルさん(20歳)テコンドーの選手

「私は女の子なので、少し過小評価されていると感じています。人々は私が男の子と同じことができるとは思っていないのです。でも、誰もがやりたいことができるはずだし、女の子も男の子と同じように優れています。私は活動的で挑戦することが大好きなので、警察の訓練にも参加して変化を起こしたいと思っています。オリンピックに出場する夢もあるし、いつか1番になりたい、そのために一生懸命練習しています」(ニキータさん)

「もっと多くの女の子にテコンドーを始めてほしい。黒帯がとれたら、小さい子たちのためのクラブを開きたい」(レイヤルさん)

ジュリーさん(21歳) プロボクサー 北欧選手権タイトル保持者

写真:ジュリーさん(21歳) プロボクサー 北欧選手権タイトル保持者

「ボクシングは男性のスポーツだと思っている人が多いですが、私はヨーロッパで5位、北欧では金・銀メダルを取った女子チャンピオンです。学校ではいじめられっ子でしたが、ボクシングに出会い、自分の居場所を見いだせました。ボクシングに夢中になり12年になります。家族の考えや性別のために自分のやりたいことができない女の子がいるのは本当に残念なことだと思います。女性も男性も同じなのだから、そうした考えを変える必要があります。男性の方が多少強いかもしれませんが、成し遂げられることは同じです。トンネルの先には必ず光があるから、お互いを大切にして、自分のやりたいことにこだわって、そのために闘うしかないと思います」

フリーダさん(23歳)グラフィティ・アーティスト

写真:フリーダさん(23歳)グラフィティ・アーティスト

「すべての女の子が私たちと同じような機会を持つにはほど遠いのではないでしょうか。残念なことだし、私たちはそれについて何かする必要があります。私は小さいころから絵を描いていました。グラフィティ・アートを始めたのは13~14歳くらいのとき。人の表現の手助けをさせてもらえるというのは、私にとってはとても理にかなったことです。もし、あなたが少しつらい状況に置かれているのであれば、芸術はそうしたものに対処する最強のツールです。
私はギリシャの難民キャンプにいましたが、そこに住む人たちと一緒に絵を描いていました。絵を描きながら、私はみんなが使える「女の子部屋」も作りました。難民となってから鏡に映る自分の姿を見ることもなく、マニキュアもつけず、女の子らしいことをなにもしてこなかったから。つらい日常を一時忘れ楽しむための部屋です」

メイミーさん(21歳)フリースタイラー

写真:ニキータさん(16歳)、レイヤルさん(20歳)テコンドーの選手

「小学生のとき、男の子たちは、女の子は怪我をするからサッカーをするべきではないと思っていました。でも、私は止めませんでした。もっと悪いことに『女の子がゴールを決めたら、2得点ね』とさえ言っていました。言うべきことではありませんでした。
私は7歳からサッカーを始め、フリースタイラーになって2年ほどです。中東出身でサッカーをしたり、サッカーボールを使ってかっこいい技をみせられたりする女の子はそれほど多くいません。そんな自分はカッコいいと思います」

  • ※サッカーボールを使ったさまざまな技術を競うプレーヤー

ニコールさん(23歳)プロのゲーマーで、いくつかのeスポーツチームのマネージャー

「私がゲームを始めたとき、『ニコール』の名を出していました。すぐにそれはまずいことだとわかりました。男の人からは『女の名前で遊ぶやつは、台所仕事に戻るべき売春婦だ』とメッセージが来ました。実際のところ、オンライン画面の後ろに隠れているから、こんな書き込みをするのだと思います。
2月にドバイで開催されたリーグ・オブ・レジェンド・ワールド・チャンピオンシップに参加し、2位になりました。私のところに人々が集まりサインを欲しがり、一緒に写真を撮りたがりました。素晴らしい経験でしたし、女性も男性と同じようにできることを示すことができました。私はeスポーツの世界で発言権を持ちながら、これまでも平等のために戦ってきました。女性が男性と同じことができることをまずは認識することが重要です」

ヴィッキーさん(26歳)コペンハーゲン・フレイムズに所属するプロのカウンターストライクプレイヤー

「日常生活の多くの場面同様に、女性もゲームの世界ではか弱い性と見なされています。私も性別のせいで抵抗を感じたことがあります。女性ゲーマーはみんなそうだと思います。今は気にしないようになりましたし、幸いなことに、女の子のゲーマーを尊重する人も増えてきています。リーグが男女別に分かれていないのもいいですね。一緒にゲームをしたいと思っています。女の子にも注目が集まっていて、私たちが参加したトーナメントの視聴率は、男の子のものをはるかに上回る視聴率を記録しました。

この環境の中で、女の子も男の子と同じように一生懸命戦っています。ゲームプレーヤーになることを夢見ている女の子たちに言いたいのは、言葉の暴力のために遠ざかってはいけないということです。厳しい言い方ですが、そのうち慣れるものです。ゲームスクリーンの後ろにはたくさんのゲーマーがいてそこに座っているときは気が大きくなっているということを心に留めておけばいいのです」

ミシェルさん グラフィックデザイナー、ときどきゲーマー

「私がゲームを始めたのは、まだ女の子がそれほどやっていなかったときです。そのころは、台所仕事に戻れと書いてくる男の子もいましたし、一般的には、ゲームをするのは太った女の子、もしくは、女の子はゲームをしているはずないと思われていました。特に女の子や女性が、通常は男性優位の領域に入っていくと、たいていこうなります。そしてもちろん、それに対する反応は常に異なるものです。
女の子はもっと支え合う必要があると思います。世の中には素敵な仕事をしている女性がたくさんいます。この動画もそういったサポートになればいいなと思っています。男性も女性も動物も、みんな敬意を持って扱われるべきです」

エマさん(20歳)インフルエンサー、モデル、DJのエージェント

写真:エマさん(20歳)インフルエンサー、モデル、DJのエージェント

「女性たちに中絶を決める権利がないのは残念なことだと思います。私には考えられないことですが、自分の態度や、何が正しいのかを意識するようになりました。19歳のときに起業して、インフルエンサー、モデル、DJのエージェントになりましたが、ほとんどの女の子は私が子どものころから知っている人たちで、家族のようです。だからこそ、私たちも支え合い、つらいことを話しあったりします。ジェンダー差別や人種差別に反対して一緒にデモに出かけるし、お互いの考えについて話し、高めあっています」

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