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【第6報】チャイルドの被災状況と被災者の声~南アジア洪水緊急支援~
支援者の方へ
(更新)
寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
ネパール南部で8月上旬から降り続いた豪雨は、近隣のインドとバングラデシュにも甚大な被害をもたらしました。プランは緊急復興支援活動と並行して、プラン・スポンサーシップで登録されているチャイルドの世帯ごとの状況確認を進めてきました。
これまでに判明した状況をお知らせします。
豪雨による川の氾濫で倒壊した家屋(ネパール)
各国の状況
<ネパール>
プランが活動する6つの活動地域、#6054ラウタハット、#6055マクワンプール、#6056バンケ、#6059モラン、#6094スンサリ、#6104シンズリでは、一部で浸水や家屋損壊などの被害が報告されています。チャイルドやその家族の被災状況に関しましては、該当のスポンサーの皆さまに書面にてご連絡いたします。
<インド>
プランの活動地域である、#6005ムザファルプールでは一部で浸水や家屋損壊などの被害が出ていますが、皆さまが交流するチャイルドと家族については、現在のところ被害の報告はありません。
<バングラデシュ>
プランの活動地域である、#6071ディナジプールⅠ、#6072ニルファマリ、#6076ラルモニルハット、#6079ディナジプールⅡでは一部で浸水や家屋損壊などの被害が出ていますが、皆さまが交流するチャイルドと家族については、現在のところ被害の報告はありません。
被災地域に暮らすチャイルドからのお手紙や報告書に関しては、今後、お届けまでに大幅な遅延が発生する可能性があります。スポンサーの皆さまには、ご心配をおかけしますが、この点何卒ご理解、ご了承ください。
ネパール、マクワンプール活動地域の被災者の声
2017年9月、日本から出張した職員2人が、マクワンプール南部を訪れ聞き取りました。被災者のコメントをご紹介します。
コミュニティリーダー
「私は7年前からコミュニティ・ボランティアとしてプランと協力して活動しています。今回の洪水でも、大雨の降りしきる中、家々を回って避難を呼びかけ、妊婦を浸水した家から救出しました。自分が動くことでコミュニティの人々の役に立つことができてよかったです」
コミュニティリーダーから話を聞く海藤職員
チャイルド
「雨季で水位があがっていたところに豪雨が続き、堤防もない近くの川が氾濫して、あっという間に家の中が浸水しました。家族と一緒にすぐに避難しましたが、とても怖かったです。最初は近所の家に避難しましたが、それから8日間ほど親戚宅や学校で避難生活を送り、ようやく自宅に戻りました」
洪水で家が一部が損壊したチャイルドの話を聞く竹崎職員
プランは、コミュニティリーダーやボランティアなどの協力のもと、各世帯を訪ねチャイルド一人ひとりの被災の有無と現在の状況を調査しています。こうして集めたデータは行政当局にも共有して、必要な人々に適切な支援がいきわたるように連携しています。
いただいたご寄付は、被災地の状況変化により、同様の被害にあった近隣国での支援活動に充てさせていただく場合もあります。あらかじめご了承ください。
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