ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
サイトのご利用案内(i)へ

タイ北部の少数民族が市民権を獲得~タイ~

世界の各地から

更新)

写真:プランの支援により市民権を得たナぺウ

プランの支援により市民権を得たナぺウ

タイでは、無国籍の少数民族の権利、特に市民権の獲得が課題となっており、プランは地域の人々やパートナー団体、政府とともに問題の解決に取り組んでいます。

少数民族の市民権獲得を支援

プランは30年以上にわたりタイで活動してきた経験をもとに少数民族の権利の問題に着目し、特に北部チェンマイの山岳部で暮らす320の少数民族グループが市民権を獲得できるよう取り組んできました。

23歳のナペウは、プランが最初に市民権を獲得した民族のひとつであるムーサー山岳民族出身です。市民権がなかったナペウは7年生の時、奨学金の権利を得ることができず、家族を支えるために退学せざるを得ませんでした。また、海外に渡航することもできず、収入のよい仕事を得ることが困難で、家事手伝いなどをするしかありませんでした。「市民権がなかったために、奨学金を獲得するチャンスを逃しました。私は友だちに馬鹿にされ、悲しい思いをしました。やっとこの日を迎え、私が看護師になる夢が現実的になってきました」と10年以上待ちわびた市民権を得た喜びを語りました。

権利の行使に欠かせない市民権

写真:ナぺウの身分証明書

ナぺウの身分証明書

タイではプランの支援により、2011年から13年の間に、2万1664人が法的地位を獲得し、そのうちの1527人は市民権を獲得することができました。しかし、依然として、タイ北部には市民として認められていない人々が約70万人存在します。

市民権を得ることは基本的人権の行使に不可欠です。プランは、少数民族の権利推進に向けた市民権獲得への取り組みを続けていきます。

関連リンク

あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。

寄付をする

  • 説明会 「プラン・ラウンジ」
  • イベント・キャンペーン カレンダー
  • プラン・ブログ
  • 寄付金控除について
  • マイ・プラン・ページ
  • 国連グローバル・コンパクト

メールマガジン

プランの活動や最新情報を
お送りしています。

ご登録はこちら

公式SNS

世界の子どもたちの今を発信中

  • lineアイコン
  • Instagramアイコン
  • YouTubeアイコン