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女子生徒の集団拉致から1年~ナイジェリア~
世界の各地から
(更新)
2014年4月14日未明にかけて、ナイジェリア北東部ボルノ州チボクにある中学校の宿舎を武装集団ボコ・ハラムが襲撃し、270名以上の女子生徒が誘拐されて1年になります。逃げることのできた女の子もいましたが、12歳から17歳までの女の子200名以上が未だ行方不明の状況にあります。
プランは、誘拐された女子生徒の家族との強い連帯の意を表すとともに、被害にあった女子生徒の解放を求めます。また、教育を受ける権利を全うしたいと願う世界のすべての女の子に対する差別と脅迫、暴力に終止符を打つよう呼びかけます。
学校は安全な聖域でなければなりません。
学校や女子生徒を標的にすることは国際人道法の重大な違反です。学校への攻撃は子どもたちが安全な環境で学習する基本的人権を否定する行為であり、特に女子生徒に対する誘拐は、早すぎる結婚と性奴隷を強いるものに他なりません。
2005年から2012年にかけて、24カ国での紛争において、学校が武装集団の軍事的標的となりました。学校は収容施設や武器庫、または兵舎に転用され、さらに最近では武装集団の人員確保を目的とした襲撃の対象となるケースが増えています。
私たちは、紛争地域を含む世界のすべての大人たちが子どもたちの権利を守り、彼らをあらゆる危険と暴力から守るよう訴えます。
また、各国の政府に対しては、子どもたちを誘拐やあらゆる危険から守ることのできる、安全性が高く強固で、非暴力的な教育環境を整備するために、国際人道法と人権基準、および法にのっとり国家レベルまたは地域レベルでの適切な対策を強化するよう求めます。
子どもたちが標的にされてはなりません。子どもたちを危険から守り、その可能性を最大限に引き出すことによってのみ私たちすべてにとってより良い未来が可能になるのです。
あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。
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