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リーダー育成の子どもプログラム~エジプト~

世界の各地から

更新)

2000年、プランはエジプトのアブ・モサラムで、リーダーの育成を狙いとした子どもたちのプログラムを実施しました。当時、演劇を通じて地域の問題を伝えるプログラムに参加した2人の子どもは、15年近く経つ現在も、地域の暮らしを変えるための活動を続けています。

演劇を通じて地域の問題を伝える

当時10歳だったモハマドとハッサンは、子どものためのメディアプログラム「Esma3oona」に初代メンバーとして加わりました。演劇を通じて、自分たちの地域が抱える問題を発信した二人は、自分の意見を伝え、村の問題を地域で共有する術を学んでいきました。

テレビ出演の機会にも恵まれ、見知らぬ人から村の問題について相談されるようになり、取り組むテーマも広がっていきました。

地域をマッピングして課題の洗い出しをリードするモハマド

地域をマッピングして課題の洗い出しをリードするモハマド

地域のリーダーとして活躍

モハマドとハッサンが21歳になった2012年、彼らは地元の地域開発協会(以下、CDA)の役員になりました。若い彼らに役員としての活躍を期待していない人々もいて苦労することもありましたが、次第に意思決定にも参加できるようになり、今では自分たちの考えを元に活動できるようになっています。

モハマドとハッサンは、役員として他のプロジェクトの管理、会員増加を目的としたメディア露出、さらにはCDAのロゴマークや会員証、協会パンフレットの作成を担っています。

これまでの取り組みで最も大きなプロジェクトは、村に文化センターを設立することでした。通信省から補助金を受け、子どもたちがインターネットにアクセスできるよう、CDAにインターネットカフェをつくるプロジェクトに取り組みました。

またモハマドとハッサンは、CDAのウェブサイトを作成したいと思っています。これにより、地域、行政、国政レベルで、他の団体とのつながりをもつことができると、モハマドは考えています。「私たちは、文書を提出する時に、管理職の人々が私たちのことを真剣に扱ってくれるよう、電子メールアドレスを作成したいとさえ思っています」。

子どものころから未来のリーダーを育てる

地域に大きな影響を及ぼした二人は、さらに未来へ向けた夢を描いています。ハッサンは、将来CDAの代表になり、協会と地域でリーダーシップを発揮したいと考えています。また、モハマドも同様に、地域の人々がきちんとした暮らしができるようになるために、いつかは国政にも参加して、他の村人や他の都市の人々を助けていきたいと思っています。

「プランは、自分たちが本当に地域を変えていけることを教えてくれました。私たちはこれからも活動を続けます」と口をそろえる二人。プランでの活動で得た力でさらに大きく活躍しようとしています。

CDAの理事たちと今後の活動を話し合うハッサン

CDAの理事たちと今後の活動を話し合うハッサン

CDAは若者たちとの対話を重視するようになりました

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