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シリア難民の受け入れ支援を拡大へ~エジプト~

世界の各地から

(2015/09/24更新)

シリアでは、2011年から続いている内戦が混乱を極めており、国外へ逃れる大勢の難民への支援が国際社会の課題として表面化しています。プランは、EU諸国に流入している難民への支援について各国での人道的な支援と受け入れ制度の整備などの要請を行っており、シリア難民の権利と保護を国際社会に働きかけています。プランが活動しているエジプトには、登録されている人だけで13万人のシリア難民がおり、最近の難民増加の傾向にともないシリア難民への支援を拡大する方向です。

爆撃を逃れて難民となったサビヤさん

写真:戦火を逃れてきたシリアの女性たち

戦火を逃れてきたシリアの女性たち

エジプトに逃れた難民のサビヤさん(仮名)は、シリアの首都ダマスカスで3カ月になる赤ちゃんをお腹にかかえながら、日々爆撃の恐怖におびえていたときのことを振り返ります。「2013年の夏でした。爆風で建物が揺れるたびに、部屋のベッドの下にもぐりこみました。近くで大きな爆発が起こったときには、私の部屋に煙と異臭が立ち込め、怪我は負いませんでしたが、精神的にとても追い込まれました」。

事態の悪化を悟り、サビヤさんはその後、家族たちと連れ立ってエジプトに逃れる道を選びました。「エジプトにたどり着いたときは、長く暗いトンネルの最後にようやく光を見出したような気分でした。私たちは避難場所を見出したのです。エジプトはオアシスのようでした。エジプトの人々は快く迎え入れてくれて、いろいろと助けてくれました」

爆撃によるストレスが胎児にも影響

半年後、サビヤさんは無事に女の子を出産し、アラビア語で「希望」を意味するアマルと名づけました。しかし、後になってアマルの片腕が変形していることを知りました。新生児の体の部位が変形していたのはアマルだけではありません。サビヤさんや周囲の親たちは度重なる爆撃の体験が影響しているものと考えています。

地元の医師はアマルの変形した腕は治療可能と判断し、保健当局やプランの支援で彼女は手術を受けることが決まりました。

サビヤさんの息子で、アマルより7歳年上のシャバーンは、妹と一緒に遊べるようになるという知らせに胸を躍らせています。シャバーンはプランが設置した子どもひろば(子どもにやさしいスペース)が大好きで、シリア人やエジプト人の友だちをたくさんつくりました。閉所時間が来ても遊び続けたがるシャバーンは、一日も早くアマルを連れて行きたいと思っています。

帰還を待ち望むシリア難民への支援

エジプトで安心できる場所を得たシリア難民たち。しかし、一見エジプトになじんだかに見えるシャバーンは、「シリアとエジプトとどちらに住みたいか」と問われると、明快に「もちろんシリア!」と答えました。エジプトに逃れたシリア難民は、安全な環境に感謝しながらも、いつの日か故郷のシリアに帰ることのできる日を待ち望んでいます。

増加する難民の数に合わせて、プランではエジプトでの難民支援の体制強化を進めており、短期的には、新たにエジプトに流入してくるシリア難民への食糧、防寒具、栄養補助食品、教育、住居などの支援、また中期的には、生計支援としての職業訓練や、心のケア、難民の受け入れ側住民との相互理解促進の支援などを進める予定です。

写真:子どもひろばはとても重要

子どもひろばはとても重要

写真:いつか母国シリアに帰ることを待ち望んでいます

いつか母国シリアに帰ることを待ち望んでいます

写真:プロジェクトに参加しているジャーナリストたち

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