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ゲームソフトが女の子に安全なまちづくりをサポート~ベトナム

世界の各地から

更新)

都市部に暮らす女の子にとって、暴力被害は大きな課題です。女の子にとっての脅威を減らすための工夫として、ベトナムではプラン・インターナショナルの支援により、コンピューターゲームを活用した、女の子たちに安全な都市づくりを促すためのプロジェクトが進められています。女の子たちは、バーチャル・リアリティの世界でまちづくりを体験しながら、リスクをなくすための対策をインプット。対策を立てれば都市が安全な場所に変化していく手ごたえをつかむ体験をしたことで、社会をリードする自信が育まれています。

女の子たちが考える安全な都市

女の子たちは口をそろえて、ハノイ郊外はとても危険な地域であると証言します。電灯のない暗いトンネルや柵のない運河、蓋のない下水道など危険な場所がたくさんあり、またレストランのある通りを歩くと、男の子や男性たちの脅かす声が聞こえてくるなど、女の子たちが安心して街を歩ける環境からはほど遠い現状にあります。

プラン・インターナショナルと国連人間居住計画(UN-HABITAT)が、ゲーム開発企業とともに考案したプロジェクトには、13歳から16歳までの若い女の子たちが参加。ゲームの世界においてキンチャンという地域をモデルにし、女の子にとってのリスクを解消するためのアイディアを出し合いました。

写真:パソコンのゲームで理想のまちづくり

パソコンのゲームで理想のまちづくり

ゲームを通して描かれていったまちづくり案には、電灯や道路標識、ごみ箱や柵を設置するなど安全な環境を作り出すのに必要な、シンプルかつ重要なアイディアが盛り込まれました。また、緊急電話、保護を必要とする女の子や女性たち、ホームレスたちのためのシェルターに加えて、カフェや運動場、花や植樹、ツリーハウスなど街がもっと魅力的で楽しくなる女の子ならではのアイディアによる提言がまとめられました。

写真:引き込まれるように集中する参加者たち

引き込まれるように集中する参加者たち

テクノロジーが女の子たちの能力を強化

女の子たちにとって自分たちの提言を実社会で影響力をもつ人たちに伝えることは、社会を変える手ごたえとなります。なかには提言をさっそく取り入れて、街灯や運河の柵の設置をすすめる行政担当者もいました。

写真:女の子の目線からのまちづくり提案報告

女の子の目線からのまちづくり提案報告

ゲームによるバーチャル・リアリティの空間を使った試みは、若者、特に女の子たちがまちづくりの決定プロセスに参加することで、彼女たちの社会との関わり方に影響をもたらしました。テクノロジーを味方につけることは、途上国の女の子たちが能力を高め、社会に影響をもたらす存在へと成長する可能性を大きくしてくれます。

写真:女の子に安全なまちづくりを実現へ

女の子に安全なまちづくりを実現へ

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