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屋外排泄の隠れた危険~パキスタン~

世界の各地から

(2018/05/29更新)

新生児死亡率が世界でもっとも高いパキスタン。ユニセフの調査によると、2016年にパキスタンで誕生した乳児1000人のうち64人が死亡していることが分かりました。清潔な水が手に入らないうえに衛生施設が不足し、屋外排泄が横行していることが原因と考えられています。プラン・インターナショナルは、「水と衛生」の問題に取り組むことで、出産・育児に伴う危険の解消にも努めています。

妊婦たちを取り巻く環境

数百万人の女性たちが、トイレがなく屋外排泄により衛生習慣も不十分な農村部で暮らしています。なかでも妊婦は、感染リスクの高い状況にさらされています。さらに、トイレを我慢するために食べ物と水をとらないことで、低栄養になる女性たちもいて、胎児の健康状態にも悪影響を及ぼしているケースがあります。

写真:トイレを建設する女性

トイレを建設する女性

カリダさんは、小さな村で暮らす4人の子どもの母です。妊娠中に重度の鉄分欠乏症と貧血になり、生まれたばかりの息子を失った経験があります。「屋外での排泄を避けたかったので、食事を控えていました。そのため外に出て行く体力もなくなってしまいました。また、外での道すがら、男性たちからみだらな言葉を投げかけられるのも嫌でした」。村では、水を媒介とした感染症や下痢などを患う人が多く、人々の屋外排泄の習慣によりさらに状況は悪化していました。

写真:カリダさん

カリダさん

衛生環境改善への決断

カリダさんと夫は、子どもを失った悲しみをなかなか克服できませんでしたが、プランがパンジャブ州で実施した、総合衛生管理プログラムに参加して、自分たちの衛生習慣について改めて考えました。そして、経済的な理由で躊躇していた自宅トイレの設置を行うことにしました。カリダさんの夫は雇用主からお金を借り、低資金でも設置できる材料をそろえて、ついに自宅にトイレを設置しました。健康を取り戻したカリダさんは、衛生状態も改善した家で、胎児の栄養にも配慮した食事を取り、また子どもを授かることを願っています。

写真:完成した自宅トイレの前に立つカリダさんと娘

完成した自宅トイレの前に立つカリダさんと娘

プランは引き続き、コミュニティにおける衛生環境改善のための支援を推進していきます。

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