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縫製技術で女の子の経済的自立を支援~ミャンマー~

世界の各地から

更新)

ミャンマー西部のラカイン州で、縫製技術を身につけ経済的自立を支援するプロジェクトを実施しています。

プラン・インターナショナルは、教育を受けられず、経済活動にも参加できずにいた女の子たちが、経済的に自立ができるよう、7地域、170人以上の女の子たちに縫製技術を教えています。各地域には6台の足踏みミシンがあり、女の子たちは縫製で収入を得られるようになることを目指しています。

写真:縫製の練習をする女の子たち

縫製の練習をする女の子たち

安定した職に就けない女の子たち

たとえ小学校に通えたとしても、乏しい学校の資金と、十分なトレーニングを受けていない教師の指導では、質の高い教育を受けられず、予定通りに卒業できるのは3分の1にすぎません。

若い女の子は学校を卒業しても、就職先の選択肢はほとんどなく、農業か日雇いの仕事をすることになります。道路建設や農作物の収穫をしても、1日の収入は3ドルほどにしかならず、また仕事がいつもあるとは限りません。嵐や干ばつで農作物がダメージを受けて、地域全体が数カ月もの間収入がなくなってしまうこともあります。

10代の女の子たちは、こうした予測不能な生活に、もっとも振り回される立場におかれています。

縫製技術を身につけ、職を得る

プランのプロジェクトに参加しているダウイェンヌ・イェンヌメイさんは、縫製を教えて25年になります。ヤンゴンの家を遠く離れて、ラカイン州の女の子たちのために3カ月かけてミシンの使い方から服作りまでのすべてを教えています。自分がいなくても、継続して縫製の技術を伝えられるよう、地域で教えられる人も同時に育てます。
「最初は新聞紙で服作りの練習をしていた彼女たちが、今では服が作れるようになりました。近い将来には室内で働きがいのある生産的な労働につけることを願っています」

写真:ダウイェンヌ先生と指導を受ける女の子

ダウイェンヌ先生と指導を受ける女の子

18歳のウナウ・リーは、小学校教育を受けられなかったので、プランの教育プログラムに参加し、基本的な文字や計算のスキルを身につけました。裁縫技術を身につけるプロジェクトに参加し、1カ月半で採寸からデザイン、服作りまでできるようになりました。就職するのは容易ではありませんが、彼女の両親もこのチャレンジを応援しています。

写真:トレーニングで作った服

トレーニングで作った服

ミシンの使い方を学ぶ女の子

ミシンの使い方を学ぶ女の子

写真:トレーニングに参加する女の子たち

トレーニングに参加する女の子たち

プランは今後、調理や機械に関するトレーニングも行う予定です。十分な教育を受けられなかった女の子たちの将来の選択肢を増やし、経済的自立を支援していきます。

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