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国際女性デーに、国際NGOプラン・インターナショナルが「女の子にオンライン上の自由を」を呼びかけ 日本では、プラン・ユースグループによる「女の子・女性に対するオンライン・ハラスメント」定性調査を発表

プレスリリース

(2021/03/08更新)

国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)は、3月8日の国際女性デーに際し、社会全体がジェンダー課題に対する関心を高め、女の子たちがオンライン上で自由に発言することができるようになることを目指して、「女の子にオンライン上の自由を/Free To Be Online」をテーマに世界各国でさまざまな取り組みを展開します。

現在、世界中の女の子や若年女性たちが体罰や性的嫌がらせ、身体的辱めや人種差別に苦しんでいます。特にオンラインでの暴力は深刻で、多くの女の子たちが、自分の考えを発信し自己実現を果たす機会を奪われています。
SNSは、現代社会において人々の生活には不可欠なコミュニケーションツールです。オンライン・ハラスメントの被害を避けるためにSNSの利用を制限することで、自らの意見を発信し、他者とのコミュニケーションの場が奪われてしまうことは、女の子や若年女性にとって大きな機会損失となってしまいます。

この状況を改善するためには、各国政府や自治体、コミュニティや家庭、仲間や友人、そしてSNSプラットフォームが一丸となって取り組む必要があります。プランは、今年の国際女性デーを、女の子たちがオンライン上で自由に発言することが可能になるよう働きかける日にしたいと考えています。
オンライン・ハラスメントの課題に取り組むことは、女の子がリーダーとしての役割りを果たし、発言する機会を増やすだけでなく、彼女たちの夢や希望の実現につながるのです

写真:「女の子にオンライン上の自由を」国際女性デーに声をあげよう!

「女の子にオンライン上の自由を」国際女性デーに声をあげよう!

「女の子にオンライン上の自由を」を呼びかけるケニアの女の子たち

「女の子にオンライン上の自由を」を呼びかけるケニアの女の子たち

プラン・ユースグループによる定性調査

日本では、プラン・ユースグループが、被害当事者であるユース世代の声に特化した定性調査を実施しました。プランが2020年10月に発表した「若年女性へのジェンダーを理由にしたオンライン・ハラスメントに関する調査結果 日本の調査報告書」を踏まえ、日本国内の有識者、政治家、活動家など、活躍されている女性へのインタビュー調査、ユース世代の若年女性、若年男性とのフォーカス・グループ・ディスカッションによって、実態を解明し論点を整理しました。この調査により、オンライン・ハラスメントの問題が可視化され、オンライン・ハラスメントが女の子や女性の日常で頻発しているにもかかわらず、被害者が取れる対策が限られており、被害を受けたとしても、黙して耐えるほか手段がないという現状が見えてきました。
調査を通じ、オンライン・ハラスメントに対しては、社会全体で一丸となって取り組む必要があることが明確になりました。

【参考資料】
【調査の実施方法】

フォーカス・グループ・ディスカッション
15~24歳のユース世代を対象にオンラインで90分ほど実施した。計15人(女性7人、男性8 人)のユースが参加。2020 年9 月6 日に女性対象、12日に男性対象のディスカッションを実施した。

インタビュー
オンライン・ハラスメントに関する活動や発信が活発な有識者、政治家、インフルエンサー、アクティビスト等に対し、2020年8月下旬~ 9月中旬の期間でオンライン上でのインタビューを実施した。

  • 特定非営利活動法人ぱっぷす 金尻カズナ氏、岡恵氏
  • 特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子氏
  • 参議院議員 福島みずほ氏
  • 性教育YouTuber シオリーヌ氏
  • 一般社団法人Voice Up Japan 山本和奈氏

調査・提言活動に参加したユースグループメンバー 畑岡さんのコメント

ユースを対象としたグループ・ディスカッションから、オンライン・ハラスメントという概念が日本の中ではまだまだ定着していないということが明らかになりました。知らないうちにオンライン・ハラスメントを受けている若年女性が多くいるのです。また、議論の中で、ジェンダーに基づくハラスメントは日本の文化だからしょうがないという考えを持っている人がいたことには驚きました。
2021年2月24日には、調査報告書をもとに作成した提言を内閣府男女共同参画局に提出し、オンラインで意見交換を行いました。ユースグループが若年女性に対するオンライン・ハラスメントについてのデータを示したことで、実態を伝えることができました。今のユースの抱える問題は分からないから、このように意見を聞く機会は大切だという旨のコメントを内閣府職員の方からいただきました。
被害者にも加害者にもならないために、人としての尊厳が侵されることのない社会に近づくために、これからもデータに基き、ユース当事者としての意見を発信していきたいと思います。

【プラン・ユースグループについて】
志を同じくする日本各地のユースメンバーとともに一緒に国内外の現状を学び、変化をもたらすために活動しています。毎回のミーティングでは、ジェンダー課題や社会問題に関する議論が繰り広げられています。日本国内のジェンダー課題の解決やプラン・インターナショナルの組織意思決定プロセスへの意味ある参画を目指して活動しています。

【プラン・インターナショナルとは】
子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発をすすめてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。

このリリースに関するお問い合わせ

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
広報担当 平田・小坂
TEL:080-1017-4200
E-mail:press@plan-international.jp

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