[特集]プラン・インターナショナルの
新型コロナウイルス対策 2020年の活動
2020年の活動
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、2020年に行った活動を掲載しています。
現在、これらの活動は、通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています。
(2020年12月25日時点)
インド
入国制限
移動制限
休校中
- 食料支援を 11万2506 世帯へ支給
- 衛生用品一式 17万8870世帯、個人用防護具を 14万5248人の医療従事者に支給
- HIVとともに生きる人2万8229人に抗レトロウイルス薬を支給
- 石けん39万1348個、生理用ナプキン 178万8700個配布
- 中等教育を継続するために学用品を4万1105人の女の子に、274人の子どもに学用品を支給
インドネシア
入国禁止
移動制限
学校一部再開
- 1万8950人の子どもたちへ自宅学習のためのキットを支給
- 自宅学習を促進するためにラジオ1120台を支給
- 子どもの支援に関するスキル強化のためのオンライン研修に協力
- さまざまな関係者が学び情報共有を行うためのオンラインセミナーを実施
カンボジア
入国検査のみ
- プラン・スポンサーシップの活動地域を対象に、「正しい衛生習慣、ジェンダーと新型コロナウイルス感染症、心のケア」をテーマとするラジオ番組(トークショー)を3回放送
- 3つの活動地域の貧困層1万271世帯を対象に、手洗い器具、生理用品を含む衛生用品、感染症予防の啓発資料を支給
- 学校再開のための感染症対策の計画づくりに協力し、全国の学校に配布するための啓発リーフレット1万5000部、ポスター5000部、バナー5000点を教育省に提供
タイ
入国禁止
移動制限
- 再利用可能なマスク3091枚、食料セット90個を支給
- 子どものための啓発マンガ「新型コロナウイルス感染症を止めよう!」をタイ語、ビルマ語、クメール語で作成し、トラート県、ラヨーン県、ターク県で暮らす移民の子どもたちや家族に840部配布
- チェンライ県の25校において、4~9年生の児童・生徒625人を対象に、感染症予防のための啓発セッションを実施
中国
入国禁止
移動制限
一部再開
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
ネパール
入国禁止
移動制限
休校中
- バンケ活動地域で弱い立場に置かれた143世帯を対象に、小規模事業を立ち上げるために必要な家畜や資材を提供したほか、女の子を対象に233枚の生理用ナプキンを支給。正しい月経衛生管理を促した
- スンサリ活動地域で、800世帯4051人に衛生キットを配布。また、性的搾取と虐待の予防に関するラジオ番組を放送し、26万6660世帯が視聴した
- バルディヤ群の889世帯とスンサリ地域の883世帯を対象に食料や生活必需品を購入できるプリペイドカードを支給
バングラデシュ
入国禁止
移動制限
休校中
- コックスバザール県内の1943世帯に対し、現金給付支援を行い、公立の初等学校10校に30カ所の手洗い場を建設
- コックスバザール、クリグラムの両県で、延べ4980回の衛生啓発イベントを実施し、1万5993人が参加
- クリグラム県で、女性の水害被害者を対象に、携帯電話の電子マネーを用いたデジタル送金支援を実施
東ティモール
国境封鎖
移動制限
- 10月11日の国際ガールズ・デーにあわせ、新型コロナウイルス感染症の予防方法について意識啓発を実施
- 学校や活動地域を対象に、手洗い場の設置や石けん、衛生キット、新型コロナウイルス感染症予防に関するポスター、食料、穀物貯蔵器、給水タンクを支給
- アイレウ活動地域の600世帯を対象に衛生キットと食料を支給
- アイレウ、アイナロ両活動地域で、演劇やテレビ番組を使った意識啓発を実施
- アイレウ活動地域およびプランの国統括事務所がある首都ディリで、新型コロナウイルス感染症に関するラジオ番組を120回放送
フィリピン
入国禁止
休校中
- 経済的に困難な323世帯に対して現金を支給
- 1500人の子どもが、携帯電話を活用して行われた心の健康に関するセッションへ参加
- 72の村の代表者を対象に、子どもの保護に関するトレーニングを実施
- 清掃、殺菌をするためのキットを1万8907人へ支給
- 6つの村に手洗い場を設置
- 5つの学校へ衛生用品などのキットを支給
ベトナム
入国制限
- 新型コロナウイルス対策支援は9月末で終了。引き続き、各プロジェクト内に対応を反映させ実施。
ミャンマー
国境封鎖
移動制限
休校中
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
ラオス
入国検疫対応
移動制限
- ボケオ活動地域にある中等学校の学生寮で暮らす学生973人(うち女の子424人)に対して食料を支給。お米(18トン)、缶詰(4万缶)、乾燥麺(1万パック)、料理油(1000本)を配布
- ボケオ活動地域の遠隔地域に居住する、もっとも脆弱な立場に置かれた小学生1000人(うち女の子560人)を特定し、復学や学業継続を支援するための奨学金支給を準備中
レバノン
入国検疫対応
移動制限
休校中
- レバノンの首都ベイルートで起きた爆発の被災世帯に、マスク等の感染予防具を配布
ヨルダン
入国検疫対応
移動制限
休校中
- 国際ガールズ・デーに合わせて「オンラインの自由」をテーマに、約7万人に、オンライン上で女の子や女性が直面する危険について啓発メッセージを発信。同じテーマでオンライン上でパネルディスカッションを2回実施
ウガンダ
入国検査のみ
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
エジプト
入国検査のみ
移動制限
学校一部再開
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
エチオピア
入国検疫対応
移動制限
- 国統括事務所のある首都アディスアベバで、新型コロナウイルス感染症に伴う子どもの保護やジェンダーに基づく暴力の問題について3日間意識啓発活動を実施
- 35人のケアワーカーや警察官を対象に、コロナ禍におけるジェンダーに基づく暴力の対応や保護、連携について研修を実施
- 弱い立場に置かれた女の子250人を対象に衛生キットおよび新型コロナウイルス感染症予防対策用品を支給
- 弱い立場に置かれた女性61人を対象にビジネススキルや起業するために必要な現金を支給
- 弱い立場に置かれた110世帯を対象に5720キロと510リットルの食用油を配布
- 家庭でも学びが途切れないよう、子ども170人を対象に遠隔授業に必要な学習用品(本やポスター、絵本、色鉛筆など)を支給
ガーナ
入国検査のみ
学校一部再開
- 新型コロナウイルス感染症予防のため、北東部の3州内の240コミュニティに手洗い場960カ所を設置。簡易手洗い装置用のプラスチック製バケツ1200個とナイロン製ロープ1200本、液体石けん900リットルと1680本、消毒液960本を配布
- 医療従事者の新型コロナウイルス感染症予防のため、保健施設38カ所に衛生用品を配布。内容は色分けしたごみ箱152個、一般的なごみ箱38個、消毒液360リットル、液体石けん360リットル、消毒剤リッ140リットル、塩素タブレット24パック、飲料水用タンク38個、使い捨て紙タオル76パック、再利用可能なマスク4320枚
- 医療従事者の安全確保と感染予防のための防護具を配布。内容はフード付きガウン96パック、医療用マスク760パック、履物76足、赤外線体温計52個、医療用グローブ280パック、ラテックス製グローブ1680パック、再利用可能なグローブ114ペア、再生可能なエプロン114枚、使い捨てエプロン38パック、保護ゴーグル50個
カメルーン
入国検疫対応
移動制限
- 子どもの保護委員会メンバー、コミュニティ・ボランティアなど36人を対象に新型コロナウイルスへの対応に関するトレーニングを実施
- 若者54人を対象に新型コロナウイルスへの対応、他者へ意識啓発を行うスキルなどに関するトレーニングを実施
- 新型コロナウイルス感染症対策を施した学校の再開キャンペーンを実施し、生徒420人にマスクを支給
ギニア
入国検査のみ
移動制限
- 58地域で女性性器切除(FGM)をされていない女の子やその家族を対象に新型コロナウイルス感染症の予防策として手洗いキット295セット、石けん118箱、マスク9210枚などを支給
- 校長を対象に、学校再開に向けた新型コロナウイルス感染症の予防に関する研修を実施
ギニアビサウ
入国検査のみ
- プラン・スポンサーシップに参加しているチャイルド1万9421人(女の子9554人、男の子6392人)を対象に漂白剤、マスク、石けん、アルコール消毒ジェルを支給
- 国連人口基金(UNFPA)と連携し、同世代の仲間(ピア)同士で教え合うピア・エデュケーター26人を対象に「性と生殖に関する健康」についての研修を実施
- 出生登録キャンペーンの開始前に政府関係者やコミュニティ・ボランティアなど66人(女性7人、男性59人)を対象にセーフガーディングや性的搾取・暴力・ハラスメントからの保護について研修を実施
- ギニアビサウのプランのスタッフ25人(女性15人、男性10人)を対象に新型コロナウイルス感染症の予防対策について研修を実施
ケニア
入国検査のみ
学校一部再開
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
ザンビア
入国検査のみ
学校一部再開
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
シエラレオネ
入国検査のみ
- 学校再開支援として、マスク3876枚、ソーラーラジオを生徒や教師921人(うち女性や女の子532人)に支給。コインドゥグ地区の盲学校の生徒50人(うち女の子22人)にソーラー式ラジオを支給
- ポートロコ地区およびカレネ地区の生徒305人(うち女の子187人)に奨学金を支給
- 教育大臣とともに、コロナ禍で妊娠した女の子たちの復学を促す「もう一度チャンスを」キャンペーンを全国6地区で開始。300人の女の子の復学を目指す
- 10月15日の「世界手洗いの日」にスポンサーシップ地域において手洗いや新型コロナウイルス感染症防止の啓発イベントを生徒66人(うち女の子33人)とともに実施
ジンバブエ
入国検疫対応
移動制限
- 菜園再開の支援により、野菜を売って女の子・女性が収入を得られるようにサポート
- 現金給付によって食料や生理用品の購入などの短期的なニーズに対応
スーダン
入国検査のみ
移動制限
休校中
- 女の子と男の子1500人ずつ、女性2000人、男性1500人の合計6500人に対し、感染予防とジェンダーに基づく暴力や子どもの保護に関する啓発メッセージを発信
- 携帯電話などを使ったリモート心理社会的サポートを女の子1009人、男の子750人に提供
- 北ダルフールと国統括事務所のある首都ハルツームで、400人の女の子に対し生理用品セットを配布
- 10人の教員および10人の医療従事者に対し、新型コロナウイルス感染症と、それに伴うジェンダーに基づく暴力などのリスクについての勉強会を実施
セネガル
入国制限
学校一部再開
- ルガ活動地域の教育行政に、学校再開に必要な衛生用品(生理用品1167点、ごみ箱49個、石けん64箱、体温計24個、消毒ジェル200箱、マスク2000枚)を支給
- ダカール活動地域にて、女の子500人に衛生用品キットを支給。あわせて、女の子と家族には、ジェンダーに基づく暴力に関する啓発を実施
- ティエス活動地域にて、母親604人の家を家庭訪問し、栄養やコロナ禍における子どもの保護の啓発を実施
- カオラック活動地域にて、栄養価の高い小麦粉を0~2歳の子ども9909人(うち女の子4974人)の母親に支給
- ルガ活動地域で住民ボランティア162人(うち女性149人)を対象に新型コロナウイルス感染症対策に関するトレーニングを8回実施
タンザニア
入国検査のみ
- 世界保健機関(WHO)、ユニセフなどの国際機関や国際NGOが参加する「新型コロナウイルス感染症に関するメッセージ」の見直し作業に参加。感染予防についてなど、あらためて注意喚起を行う方法について議論
トーゴ
入国検疫対応
- 学校再開の準備として、ソコデ活動地域では新型コロナウイルス感染症感染予防についての啓発活動を、3万7302人(女の子1万6504人、女性98人、男の子2万568人、男性132人、そのうち障がいのある人199人)の生徒と保護者を対象に実施
- ソコデ活動地域の2県で、1537人のチャイルドとその家族(女の子1063人、男の子474人、そのうち障がいのある人64人)に、新型コロナウイルス感染症予防について啓発活動を実施。
- 「性と生殖に関する健康・権利」についてのトレーニングを受けた保護者たちが、戸別訪問による啓発活動を実施。103人(女の子33人、男の子21人、女性39人、男性10人)に、学校が閉鎖している間どのように女の子たちをリスクから遠ざけるかについてなどについて啓発を行った
ニジェール
入国検疫対応
移動制限
- ドッソ活動地域で、手洗い場の設置により住民4208人(女の子1530人、女性774人、男の子1357人、男性517人、障がいのある人30人)の衛生環境を改善
- ディファ州で、341人(障がいのある人21人を含む女の子157人、女性184人)に月経衛生管理のための衛生キットを配布
- ジェンダーに基づく暴力66件で被害を受けた人たち(女の子23人、男の子6人、女性37人)の心理社会的支援や、状況に応じて保護官への引継ぎを実施するために、聞き取り、状況の特定、ケースマネジメントサービスを提供
ブルキナファソ
入国検査のみ
移動制限
- 子どもの保護員会によるコミュニティ意識啓発活動により、新型コロナウイルス感染症およびジェンダーに基づく暴力に関して、6万328人を啓発
- 経済的に困難な300世帯へ現金を支給
- 国内避難民キャンプで、2258人を対象に新型コロナウイルス感染症に関するセッションを実施
- 4716人の児童、生徒に学用品を配布
ベナン
入国検査のみ
- 地元の資材を用いて作った手洗い設備75個を543人(女性129人、女の子180人、男の子137人、男性97人)に配布
- 女子軍事高校へ手洗い用品5個とマスク350枚を配布
- ボヒコン活動地域にて、2222人(女の子689人、女性425人、男の子660人、7 男性448人)を対象に、新型コロナウイルス感染症予防について啓発
マラウイ
入国検疫対応
学校一部再開
- ムズズ活動地域のプラン・スポンサーシップ実施コミュニティで、早すぎる結婚や妊娠といったコロナ禍に拡大するリスクについて、若い女の子たちに影響力をもつコミュニティリーダーの妻たち40人にトレーニングを実施
マリ
入国検疫対応
移動制限
- 避難民の家庭(女の子72人、女性49人、男の子68人、男性63人)に食料を支援
- 石けんや消毒液、手洗い設備を支給し、女の子533人、女性542人、男の子502人、男性435人、そのうち障がいのある人180人に提供
- トンブクトゥ州の10の村で、女の子の学校復帰を支援するため、障がいのある女の子12人を含む女の子1260人に学用品とともに生理用品を配布
南スーダン
入国検疫対応
移動制限
学校一部再開
- ニムレ市のバイクタクシー運転手たちと連携し、早すぎる結婚防止のメッセージを拡散
- ピボール行政区およびレイク州にて、子どもの保護、特に女の子を性的搾取から保護するための啓発を住民とともに実施
モザンビーク
学校一部再開
- ブジ郡の小学校7校において、児童6882人(うち女の子3355人)を対象にレクリエーションキットを21セット支給
ルワンダ
入国検疫対応
学校一部再開
- 3~6歳の子どもたちが遊びを通じて学びを深めていけるよう、保護者や指導者たちに対するサポートを継続して実施
エクアドル
入国検疫対応
休校中
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
エルサルバドル
入国検査のみ
休校中
- コロナ禍における教育継続に関する啓発キャンペーンを開始
- 子どもたちがコロナ禍の状況でどのようなニーズを持っているのか発表できるよう、世界的な会議への参加を支援
グアテマラ
入国検査のみ
移動制限
休校中
- プランが活動するすべてのコミュニティにおいて、累計1万7947世帯に衛生および消毒キットを配布
コロンビア
国境完全封鎖
移動制限
休校中
- カウカバジェ活動地域で、8歳未満の子どもたちに衛生用品を支給
- 1300個の医療従事者用のマスク(バイオセキュリテイマスク)を病院に支給
- 新型コロナウイルス感染症の流行下で増加している思春期の女の子への性暴力を防止するための啓発キャンペーンを実施
ドミニカ共和国
入国検査のみ
休校中
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
ニカラグア
入国検査のみ
- 「マドリス活動地域における新型コロナウイルス感染症対策」のビデオを制作
ハイチ
入国制限
移動制限
- スポンサーシップ活動地域の地域リーダーとともに啓発活動を実施
- 現金支給を行う対象となる脆弱な3270世帯を特定
- サウスイースト活動地域の学校にて衛生トレーニングを実施
パラグアイ
入国制限
移動制限
休校中
- 生理用品キットとともに、性的虐待の防止と通報に関する案内を配布
- 女の子や若い女性のための省庁間会議を開催。コロナ対応に女の子たちの声が反映されるよう支援した
ブラジル
入国検査のみ
休校中
- 学校再開を支援するためのニーズ調査を実施
ペルー
入国制限
移動制限
休校中
- リマ、ピウラ各活動地域で、ベネズエラ避難民1400人にコロナ感染予防啓発、954人に現金支給、若者対象意見取集メカニズム構築
- 増加傾向にある検疫期間中の性暴力被害や行方不明に警鐘を鳴らすアドボカシー活動
ボリビア
入国検査のみ
移動制限
休校中
- 感染症予防対策は通常の地域開発プロジェクトに統合し、実施しています
ホンジュラス
入国検疫対応
移動制限
休校中
- 感染症予防、ジェンダー平等、月経衛生管理、ジェンダーに基づく暴力の防止に関する啓発冊子を4967人の女の子や若い女性に提供
- 感染症予防、レジリエンス、自尊心、自己主張、ジェンダーに基づく暴力の防止と通報、「性と生殖に関する健康と権利」に関する会合を開催し、312人の女の子や若い女性が参加
- 他のNGOと連携して、ジェンダーに基づく暴力や子どもの保護に関する啓発キャンペーンを実施
あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。
公式SNS
世界の子どもたちの今を発信中