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2016年1月 プラン支援者の会開催報告
【プラン東京の会】
1月17日(日)、下北沢のカフェにて映画『Girl Rising~私が決める、私の未来~』の上映会を行いました。プラン東京の会として本映画の上映は2度目ですが、想定を超える47名からお申込をいただき、急きょ「昼の部」と「夜の部」の2部開催になりました。
上映会では、プラン・インターナショナル・ジャパンについて、プラン東京の会についての説明ののち、参加者同士の自己紹介、そしていよいよ映画上映に。女の子たち本人が出演するドキュメンタリーゆえのメッセージの強さと、それをセンセーショナルにしすぎない映像・脚本の上品さが印象に残りました。
上映後の食事会では、カフェ特製のオーガニックな料理を囲み、和やかな雰囲気の中で映画の感想やプランの活動について語り合いました。助産師学校の方が世界の出産事情についてお話ししていたり、大学生は「寄付が難しくても上映会の開催ならできる」と意欲を示してくださったり、それぞれの方が自身のバックグラウンドから女の子の問題を捉えていらっしゃいました。オムニバス形式で進む映画のうち、印象に残ったストーリーを聞きあうと、ある男性は一切の自己表現を禁じられたアフガニスタンの女の子の話を、ある女性はスラム街の強制立ち退きによって教育の機会を奪われたインドの女の子の話をあげていました。同じ映画も、観る視点次第で心に残るものも異なります。上映後に分かち合うことで、より多面的な理解ができた気がします。
どんな問題も、まずは知らなければ解決できません。「持続的な開発目標」(SDGs)の1つとしてジェンダーの平等が正式に国際社会の目標となった今にぴったりな、ジェンダーを「知る」イベントになりました。
参加者の声
- 女の子だから、という理由で教育を受け続けることができない社会があることを、もっと沢山の人に知ってもらいたいと感じました。
- 過酷な状況におかれた少女たちの話=耐え難いシーンがたくさんでてくるのではと覚悟をきめて鑑賞したのですが、思いの外美しいシーンが多く、またアニメーションが組み込まれていて理解しやすいようになったのが印象的でした。
- 映画で取り上げられる年代の女の子たちの状況では、命を失う理由の50%が、紛争でもなく飢餓でもなく出産だという事実を知り、驚愕しました。医療や助産の技術向上もさることながら、女性の識字率の向上や教育を受ける機会が増えることで、子どもの生存率が格段に上がるということが、映画をみてわかりました。教育が女の子を救うのだと、強く感じました。
下北沢の個性的なカフェ「cafe Stay Happy」さんに会場を提供いただきました。
皆さん真剣に映画を鑑賞していました。
上映会のあとは食事会。世代や職業の垣根を越えて、交流を持つことができました。
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