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「女の子が安心できる学校づくり」プロジェクトを開始しました~グアテマラ~

ガールズ・プロジェクト

更新)

2018年7月から、新たに「女の子が安心できる学校づくり」プロジェクトの寄付募集が始まりました。「マチスモ(男性優位)」の考え方が根強く残る中米マヤ系先住民族が住むアルタ・ベラパス県において、10~15歳の子どもや教師・住民を対象としたジェンダー平等のための啓発活動や、男女別のトイレの建設を行い、女の子が安心して過ごせる学校・地域づくりをすすめます。

写真:山岳部に位置するプロジェクト実施地域の様子

山岳部に位置するプロジェクト実施地域の様子

写真:未舗装の山道が通学路

未舗装の山道が通学路

グアテマラは毎年3~5%の経済成長が続き、首都では渋滞が日常的に発生し、住居ビル建設も多く見られます。一方で、国民の約半数を占めるマヤ系先住民族の大半は地方部に住み、そこでは経済成長の恩恵はほとんど見られず、発展から取り残されています。
活動地のアルタ・べラパス県には、ケチ語を話すマヤ系先住民族が多く住んでいます。「マチスモ(男性優位)」と呼ばれる文化が根強く、経済的な理由や文化的な背景から、きょうだいの面倒や家事手伝いのために学校に行けない女の子が大勢います。2~3年前までは、中学校の教室に男の子しかいないコミュニティもあり、女の子の就学・進学が限られていました。また、学校の衛生設備が未整備であることも、女の子の中途退学の一因となっています。

プロジェクト担当者からのメッセージ

プロジェクトを担当する日本人職員と現地職員がこの取り組みへの思いを語ります。

写真:プログラム部(グアテマラ駐在)皆木昭宏
日本:プログラム部(グアテマラ駐在)皆木昭宏
プロジェクト実施地域は、首都から300キロメートルに位置しながらも未舗装道路があるため車で片道約8時間を要し、そのアクセスの悪さから発展から取り残された地域となっています。ここでは、プランがほぼ唯一の国際NGOとして支援を行っています。
プロジェクトを実施していると「本当は学校に行って勉強したいけれど・・・」という女の子の声を聞きます。この国は、小・中学校は無償で、学校でおやつなどの配給もあります。それにもかかわらず、「学校に行くのは男の子」との考えをもつ人が多く、学校に行けない女の子たちがいます。
この女の子たちが自分の将来に夢をもてること、当たり前に学校に行けるようになることが、このプロジェクトに関わるスタッフたちの願いです。まだプロジェクトは始まったばかりですが、予定している3年間が終わったあと、少しでも多くの女の子たちの笑顔を見られたら、と思って活動しています。どうかご支援をお願いします。
写真:グアテマラ:プロジェクト・コーディネータ デルミリアン・ショル
グアテマラ:プロジェクト・コーディネータ デルミリアン・ショル
私もケチ族の一員です。農村部では、公の場で発言するのはいつも男性で、女性は通常ほとんど前に出ません。このプロジェクトのトレーニング参加者の1割は学校に通っていない女の子たちですが、通学の有無を問わず、トレーニングを通して、女の子たちが少しずつ自分の意見を言うようになってきていることを日々実感しています。
私たちは現在5つのコミュニティで活動していますが、周辺のほとんどのコミュニティの女性や女の子たちは、活動中のコミュニティと同じように変化の機会を必要としています。次年度は対象をさらに広げて、別の5コミュニティでも同様の活動をしていきたいと思っています。是非、ご支援をお願いします。

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