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教育プロジェクトがはじまりました~ラオス~

ラオス

更新)

プラン・インターナショナルはラオス北部ウドムサイ県において、新たに2019年12月より教育改善プロジェクトを開始しました。少数民族が多く住む地域の幼稚園9園と小学校18校を対象に、日本政府のNGO連携無償資金協力を受けて、3年間の活動を予定しています。

プロジェクトの実施にあたり、プロジェクト責任者として日本から鈴村久美子職員がラオスに赴任し、2019年12月3日、在ラオス日本国大使館での契約署名式を終えました。

写真:竹若大使(右から2人目)と鈴村職員(左から2人目)

竹若大使(右から2人目)と鈴村職員(左から2人目)

駐在員 鈴村職員からのメッセージ
ラオスには、日本の本州とほぼ同じ大きさの土地に、埼玉県の人口よりも少ない数の人々が暮らしています。プロジェクト対象地であるラオスの北部ウドムサイ県を飛行機から見下ろすと、緑豊かなどこまでも続く山々のところどころに集落が点在しているのが見えます。このアクセスが困難な山岳地域に暮らし、話す言葉や文化が多様な少数民族の子どもたち一人ひとりに、質の高い教育を届けていくことの難しさを感じるとともに、このような遠隔の地であるからこそ支援を届けていくプランの活動に誇りを感じます。
プロジェクトの実施期間は3年間。人々の意識や行動の変化をもたらしていくには短い期間です。プロジェクト終了後にこの地に何を残すことができるのか、活動地域の人々とラオスのスタッフとともに考えながら活動をしていきます。温かい応援をよろしくお願いします。

ラオスは過去10年間に急速な経済成長を遂げている一方で、都市部と少数民族が多く暮らす地域や山岳地域では大きな格差が生じています。

少数民族の子どもたちが直面する言葉の壁

ウドムサイ県も少数民族が多い地域のひとつで、人口の約89%がラオス語以外の言葉を母語とし、山岳地域に暮らしています。
小学校の授業はラオス語で行われますが、ラオス語を理解できない少数民族の子どもたちは、困難に直面します。また、少数民族の言葉を理解できない教師たちは、ラオス語を話さない子どもたちへの適切な授業ができていません。

写真:ラオス北部の山岳地域の村

ラオス北部の山岳地域の村

教育環境の未整備が子どもたちの可能性を奪う

幼少期の教育が子どもの能力を大きく伸ばし、その後の学習や成長によい影響をもたらすことはさまざまな調査でもわかっています。しかし、施設の不足や教師の養成ができておらず、指導書に定められている授業を実践できていません。教育環境の改善は喫緊の課題となっています。

写真:3~5歳の子どもたちが使う教室は建設途中の小学校

3~5歳の子どもたちが使う教室は建設途中の小学校

写真:幼稚園教育の新しいカリキュラム(写真下)

幼稚園教育の新しいカリキュラム(写真下)

写真:幼児期の質の高い教育が子どもたちの可能性を伸ばす

幼児期の質の高い教育が子どもたちの可能性を伸ばす

活動内容

プランは政府や学校、保護者と連携して、以下の教育改善プロジェクトを実施し、子どもたちが質の高い教育を受けることができるよう支援します。

1年目のおもな活動内容

  • 幼稚園の教室・トイレ建設(幼稚園3園)
  • 施設管理者トレーニング(幼稚園3園)
  • 学習教材、図書、玩具、備品の支給(幼稚園9園)
  • 教師トレーニング(幼稚園、小学校の教師・校長約54人)
  • 保護者向け啓発セッション(保護者約135人)
  • 夏休み期間の就学準備コースの実施(幼稚園のない9村)

プロジェクトの今後の進捗は、プラン・ブログやプロジェクト報告でお伝えしてまいります。

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