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【開催報告】プラン・ラウンジ7月 オンライン活動紹介「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクト

イベント

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2020年7月18日、オンラインでプラン・ラウンジ7月「『女性性器切除から女の子を守る』プロジェクト」を開催しました。3月以降、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、事務局開催を断念していたプラン・ラウンジでしたが、6月からオンラインで開催しています。今回も日本全国からお申込みいただき、参加者の中には海外にお住いの方もいらっしゃいました。

女性性器切除(FGM)の背景と現状

プラン・インターナショナルの活動についてご紹介してから、プログラム部の道山職員から、アフリカを中心に今も30カ国以上で行われている「女性性器切除(Female Genital Mutilation、以下FGM)」について、その背景と現状をご説明しました。プランはFGMを人権侵害と認識しており、その根絶に長年取り組んできています。2030年までになくすべき暴力としてSDGsの目標の一つであることも伝えられました。

写真:FGMの根絶を訴える女の子

FGMの根絶を訴える女の子

エチオピア・スーダンでの活動紹介

FGMの背景説明のあと、日本からの支援で2017年からプロジェクトを実施してきたエチオピアでの活動事例をもとに、具体的にプランの活動を紹介しました。2004年に法律で禁止されているにも関わらず、今も行われているFGM。施術を行ってきた伝統施術師たちと協働し、FGMを必然と考える社会規範と人々の意識に対して、働きかけを行う活動について説明しました。

写真:伝統的施術師たちと連携

伝統的施術師たちと連携

続いて、新たに2020年から活動が始まったスーダンでの活動計画を紹介しました。スーダンはエチオピアの隣国で、FGMが多く行われている国の一つですが、2020年7月FGMが罰則化されることが決まりました。しかし、罰則化されたからといってすぐになくなるわけではありません。エチオピアとはまた異なるスーダンにおけるFGMの状況と、撤廃にむけての取り組みをお伝えしました。

時間を重ね築く関係性

ユニセフの調査によると、若い年代ほどFGMをなくしたいと考える人が多いということがわかっています。しかし、若者への影響力がある親世代、地域のリーダーたちの認識や行動が変わらなければ、根絶には至りません。道山職員からは、当事者たちの揺れ動く気持ちや考えと向き合いながら、地域の人々と関係性を築き、目的を一つにしていく過程が大切であること。そして、女の子たちが変えていきたいという気持ちを、自らの言葉で発信し、自立していくための経済力を身につけていけるようエンパワーする支援も重要であることが伝えられました。

  • ※United Nations Children’s Fund, Female Genital Mutilation: A New Generation Calls for Ending an Old Practice, UNICEF, New York, 2020.

チャットを通じて寄せられた参加者からの質問に回答し、最後に参加者と一緒にオンライン上で記念撮影をして終了しました。

すべてのご質問にお答えすることができず申し訳ございません。参加くださった皆さま、ご質問をお寄せくださった方々、誠にありがとうございました。

写真:記念撮影

なお、プランでは当面、感染症予防のため多くの方に集まっていただいての説明会の開催は控え、オンライン上での開催を予定しています。次回の開催は8月です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

次回の予定

2020年8月22日(土) 14:00~15:00

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