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【開催報告】オンライン報告会「日本の女の子の”今”を知ろう~女の子のための居場所・相談プロジェクト~」日本事務局創立40周年企画

イベント

更新)

プラン・インターナショナルは、2023年7月29日に、日本事務局創立40周年記念企画としてオンライン報告会「日本の女の子の”今”を知ろう~女の子のための居場所・相談プロジェクト~」を開催しました。当日は127名の方々にご参加いただきました。

2023年1月に、プランは国内支援事業として「女の子のための居場所・相談」プロジェクトを本格稼働させました。報告会では、東京・池袋にある女の子のための居場所「わたカフェ」からの生中継で、普段は見えてこない若年層の女の子を取り巻く課題や、プランが日本で支援を行う必要性や意義を、現場で働く臨床心理士、社会福祉士が報告しました。

オンライン報告会「日本の女の子の”今”を知ろう~女の子のための居場所・相談プロジェクト~」日本事務局創立40周年企画 / プラン・インターナショナル(1時間5分35秒)

日本でも深刻化する貧困 孤立する若年女性たち

女臨床心理士 橋本職員

臨床心理士 橋本職員

物価が上がり、世帯年収が伸び悩む状況が長く続くなか、日本でも貧困が深刻化しています。日々の生活に困窮し、心身ともに健やかに成長するために必要な教育をはじめとする機会を奪われている子どもや若者たちも増えています。
臨床心理士の橋本職員は、特に18歳以降を支援する公的な制度が乏しいことや、虐待など家族との関係に問題を抱えている若者は、身近に頼る人もなく、安心できる居場所もない孤立した状況で自立を迫られていることを紹介。また、経済的な不安定さや孤独の高まりが、女の子たちが性暴力の被害に遭うリスクにつながっており、将来への不安や無力感から「死にたい」と思う女の子たちも増えていることを、警察庁発表の統計データなどをもとに解説しました。

「わたカフェ」専門知識を備えたスタッフが女の子をサポート

社会福祉士 濱田職員

社会福祉士 濱田職員

続いて、「わたカフェ」からの中継で、社会福祉士の濱田職員が室内の様子や活動について紹介しました。15歳から24歳までの若年女性を対象に、食事や飲みもの、Wi-Fiを無償で提供しているほか、社会福祉士、臨床心理士、助産師などの専門家が、生活や身体、メンタルヘルスなどに関する悩みや困りごとの相談を受けています。一緒にボードゲームや、他愛のない会話を楽しむなかで、女の子が一人で抱えている「生きづらさ」や、「助けてほしい」という気持ちを吐露できる関係を作っています。利用者数は、2020年8月からのパイロット事業実施期間を含め、のべ2113人に上ります。

最後に、女の子が抱えている課題に引き続き関心を持ち続けてほしいと述べ、報告を締めくくりました。
Q&Aでは、女の子を支援するためにはどうしたらよいかなど多数のご質問が寄せられました。「自分事」として支援に関わろうとする方々の思いは、現場で活動するスタッフにとっても大きな励みとなりました。

参加者の声

  • 大変素晴らしい活動だと感じました。インスタは早速フォローいたしました!今後支援の形が増えて、同じ女性として何かお手伝いさせていただけることがあればと思います。
  • ユース・ボランティアの意見を運営に活かすなど、利用者の背景に寄り添う工夫が素晴らしいと思いました。
  • 困っているのに支援されない、相談先がわからない、もう諦めてしまっている子が、諦めず絶望せずにすむように、自分のできる範囲になりますが、何もせずにはいられない気持ちを行動に表したいです。

ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

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